『名探偵コナン』、金ローで2週連続放送決定 放送30周年記念で傑作2本をオンエア

アニメ『名探偵コナン』が、2026年にテレビ放送30周年を迎えることを記念して、読売テレビ・日本テレビ系『金曜ロードショー』(午後9時)で2週連続放送されることが12月19日に発表された。放送作品は、1月16日に『名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵』、1月23日に『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』の2本。どちらも過去に「金曜ロードショー」のために制作されたオリジナル作品となっている。

『名探偵コナン』が『金曜ロードショー』で2週連続放送される【写真:(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2016】
『名探偵コナン』が『金曜ロードショー』で2週連続放送される【写真:(C)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2016】

放送に先駆けて1月3日に『エピソード“ZERO”』もスペシャル放送

 アニメ『名探偵コナン』が、2026年にテレビ放送30周年を迎えることを記念して、読売テレビ・日本テレビ系『金曜ロードショー』(午後9時)で2週連続放送されることが12月19日に発表された。放送作品は、1月16日に『名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵』、1月23日に『名探偵コナン 江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』の2本。どちらも過去に「金曜ロードショー」のために制作されたオリジナル作品となっている。

『エピソード“ONE”小さくなった名探偵』は、2016年にTVアニメ放送開始20周年を記念して制作された特別編で、TVシリーズ第1話「ジェットコースター殺人事件」を原作者・青山剛昌氏の全面監修のもと完全新作として再構築。原作では描かれなかったキャラクターたちの感情や行動の細部、さらには工藤新一が江戸川コナンになるまでの過程が丁寧に描かれており、既存ファンはもちろん、新たに作品世界へ触れる視聴者にも向けた構成となっている。新一と毛利蘭がトロピカルランドでデートする理由や、黒ずくめの組織の動向など、その後の展開に繋がる要素も多数盛り込まれている。

 続く『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』は、2014年に原作連載開始20周年を記念して制作された作品。銭湯で転倒し記憶喪失になったコナンが、裏社会で知られる“アドリブのタツ”と“伝説の殺し屋コンドウ”に連れ去られるという異例の展開が繰り広げられる。脚本は、『鍵泥棒のメソッド』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した内田けんじが手がけ、同作の後日譚としても位置付けられている。

 また、これら2作品の放送に先駆け、1月3日午後4時30分からは、1時間スペシャル『エピソード“ZERO”工藤新一水族館事件』の放送も決定。江戸川コナンになる以前の物語として、本編の理解を深める内容となっている。

 なお、1月16日放送の『エピソード“ONE”小さくなった名探偵』には、高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみらが出演。1月23日放送の『江戸川コナン失踪事件』には、同じく主要キャストに加え、香川照之、広末涼子らも声の出演を果たしている。

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