松竹は18日、名誉会長を務める大谷信義さんが10日に死去したことを公式サイトで発表した。80歳だった。

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　公式サイトに文書を掲載し、「弊社名誉会長 大谷信義（おおたに のぶよし）が病気療養中のところ、2025年12月10日10時24分 永眠（享年80）いたしました。ここに生前のご厚誼に深く感謝いたしますとともに、謹んでご通知申し上げます」と報告した。

　通夜と葬儀・告別式については、すでに近親者による密葬にて執り行ったとして、「誠に勝手ながら、ご弔電、ご供花、ご香典等につきましてもご遺族の強いご意向によりご辞退申し上げます」と伝えた。

　その上で、「弊社として後日お別れの会を執り行う予定でございます。日時・場所等の詳細は決まり次第、公式HP等にて改めてお知らせいたします」と記した。

　大谷さんは1968年3月に慶応大法学部法律学科を卒業し、同年6月に松竹株式会社に入社。映画営業本部部長、取締役などを歴任し、1998年1月に代表取締役社長に就任。2007年2月には代表取締役会長に就任し、24年より名誉会長を務めていた。