伊東蒼、宮沢りえと9年ぶり共演 イベントのあいさつで泣かず「成長したところ見せられたかな」
俳優の伊東蒼が18日、都内で行われたAmazon MGMスタジオ制作の新ドラマシリーズ『人間標本』(19日よりPrime Videoで世界配信、廣木隆一監督)のプレミアイベントに、宮沢りえとともに登壇。9年ぶりの共演を喜んだ。

時を経て再会できることは「役者冥利に尽きる」
俳優の伊東蒼が18日、都内で行われたAmazon MGMスタジオ制作の新ドラマシリーズ『人間標本』(19日よりPrime Videoで世界配信、廣木隆一監督)のプレミアイベントに、宮沢りえとともに登壇。9年ぶりの共演を喜んだ。
同作は、作家・湊かなえ氏が、デビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説を原作とする実写ドラマ。「イヤミスの女王」と呼ばれる湊氏が10年来温めてきた「親の子殺し」というセンセーショナルなテーマに挑んだ同作は、蝶の研究者である榊史朗教授(西島秀俊)が、息子・榊至(市川)を含む 6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる禁断のミステリーサスペンスだ。
宮沢は、史朗の幼馴染で「色彩の魔術師」と呼ばれる世界的アーティストの一之瀬留美役を、伊東は留美の娘・杏奈役を演じている。2人が共演するのは『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年、中野量太監督)以来9年ぶり。心境を聞かれた伊東は「本当にうれしい。9歳のときに初めてお会いしたんですが、そのときからずっと尊敬していますし、大好きだなって気持ちがありました」と喜んだ。9年前は「こういう場で必ず私が泣いてしまっていいて……」とのことだが、「でも、きょうは泣かずに最初のあいさつができたので、成長したところを見せられたんじゃないかなって思います」と充実した表情を見せていた。
一方で、宮沢は「あの作品が終わってからも杉咲花ちゃん、蒼ちゃんの作品は必ず見ていて、スクリーンのこちら側で成長は感じていました。お芝居積み重ねているなってずっと感じていたので、9年ぶりといっても久しぶりな感じが全然しなかった」と吐露し、撮影現場では「2人で写メを撮ったりして、花ちゃんに送ったりしていました」と明かした。さらに、時を経て再会できたことには「役者冥利に尽きるなって思います」としみじみと話した。
イベントには、歌舞伎役者の市川染五郎、M!LKの山中柔太朗、俳優の荒木飛羽、黒崎煌代、松本怜生、秋谷郁甫、西島秀俊(中継)、湊かなえ氏、廣木監督も登壇した。
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