『M-1グランプリ』も審査の笑い飯・哲夫、違い挙げ『THE W』審査の難しさ解説
笑い飯の哲夫が17日、水曜レギュラーを務めるFM大阪『赤maru』(月~木曜午後2時)に出演。13日に日本テレビ系で放送され、審査員を務めた女芸人№1決定戦『THE W』について振り返った。アンガールズ・田中卓志とともに、7年連続で審査員を務めた哲夫は、ピン芸、コント、漫才と何でもありの大会の審査を「難しい」と明かした。

7年連続での審査員
笑い飯の哲夫が17日、水曜レギュラーを務めるFM大阪『赤maru』(月~木曜午後2時)に出演。13日に日本テレビ系で放送され、審査員を務めた女芸人№1決定戦『THE W』について振り返った。アンガールズ・田中卓志とともに、7年連続で審査員を務めた哲夫は、ピン芸、コント、漫才と何でもありの大会の審査を「難しい」と明かした。
21日には2010年に自身も優勝した『M-1グランプリ』の審査も控える哲夫は、DJの赤松悠実から違いを聞かれ、「大きく違います」と口にすると「『M-1』はでかいですよね」と続けた。赤松から「『THE W』は?」と確認されると、「中ぐらいですよね。規模的にね」と明かして笑わせた。
赤松から「お疲れさまでございました。いろんな角度で話題になった2025年大会だったかなと思うんですけど、審査員席からの感想を聞きたいかなと思ってます」と振られた哲夫は、「いつも難しいんですよ、審査すんのが。異種格闘技戦っていうこともあって。毎年、これ言うてるけど、互角なんが多くて。『どっちしようかな? どっちしようかな?』ってなって、自分の『“ちょっとこっちの方がハハ~ッて来たな”っていうところにええか』ってすんねんけど」と自身の基本の審査法に触れた。
今年について「『ここが気になる』っていうところで減点した人もいました」と打ち明けた。3組の決勝でエルフに投票した「例えば、優勝者・ニッチェが……ずっと気になっててん。松葉づえって、あのコントでは左足に包帯巻いてケガした(設定)。左足をケガした人っていうのは、左ワキに(抱えた)松葉づえをつくんですよ。右足と松葉づえでケガしてる左足を浮かして、生活しはるんですわ。なんですけど、コント中は左足をケガして、右ワキの方で松葉づえをやってはってん」と説明。
「後半ぐらいのとき、『あなた、その松葉づえ、前後ろ、逆ですよ』っていうのがあってん。『前後ろ、逆やった』というので、もう1回『“左右も逆ですよ”ってオレ、来るんや』と思ってん。で、なかったやん。『じゃあ、それ、単純に松葉づえつけるワキ間違うてんねんけどな』っていうのがあって」と減点対象について指摘した。
紺野ぶるまについては、自身のツボにはまるとし「1本目だけで評価したら、余裕で紺野ぶるまさん優勝やってん、オレは」と告白。「2本目の一応、オレも『客席の笑いとか加味せなあかんな』っていう意識はあるんで、自分の好きなんだけでいって『“これはえこひいきや”みたいになんのもあれやしな』とか思うて。『総合的に考えたらエルフなんかな』っていうところ」と振り返り、「ニッチェさんはそこで『オレのマイナスポイント入っちゃうねんな』と思いながら」決断したという。
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