【べらぼう】粋な“最期”にネット感動「伏線回収しやがって!」「泣けて笑える最高のオチ」

俳優の横浜流星が蔦重こと主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。14日に放送された最終回の終盤では、蔦重が脚気を患い、余命いくばくもないと感じさせるシーンが描かれた。心配した蔦重のもとには太田南畝(桐谷健太)や喜三二(尾美としのり)、政演(古川雄大)や吉原の親父ら大勢の仲間たちが集まり、見守った。

最期が近づいてきた思われる蔦重(中央=横浜流星)【写真:(C)NHK】
最期が近づいてきた思われる蔦重(中央=横浜流星)【写真:(C)NHK】

蔦重が脚気で倒れラストが近づく展開

 俳優の横浜流星が蔦重こと主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。14日に放送された最終回の終盤では、蔦重が脚気を患い、余命いくばくもないと感じさせるシーンが描かれた。心配した蔦重のもとには太田南畝(桐谷健太)や喜三二(尾美としのり)、政演(古川雄大)や吉原の親父ら大勢の仲間たちが集まり、見守った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 蔦重が胸を押さえ苦しんでいると、大勢の仲間たちが次々と集まってきて、声をかけるシーンが感動的に描かれた。その前に九郎助稲荷(綾瀬はるか)が蔦重の夢に登場し、この日の昼の午の刻にお迎えが来ると言われ、合図は拍子木と告げられていた。

 南畝が「まだ午の刻ではないぞ」と叫ぶと、その直後にまさかの「ゴーン」と時を告げる鐘が。その後、蔦重が「皆さま、ありがたやまの……」と言いながら意識を失った。旅立ったようにも見えたが、南畝が「呼び戻すぞ」とみんなに声をかけ、「おれたちは屁だ」と叫ぶと、みんなで「へ、へ、へ……」と言いながら“屁踊り”を始めた。すると蔦重が「拍子木聞こえねえんだけど」と言葉を発し、みんなが「え?」と驚くコミカルなシーンとともに、恒例のタイトルバック開始直前に鳴る「キンキン!」という拍子木の音で物語の幕を閉じた。

 SNSでは「タイトルコール忘れてたぞ!拍子木で伏線回収しやがって!」「怒涛の展開と伏線回収」「悲しい終わり方じゃないのが良かった!」「泣けて笑える最高のオチでした!」「粋で見事な最後だったなぁ」「まるで落語のオチみたいな終わり方」「このドラマが最初から拍子木の音を使っていたのはこのラストのためだったんかー!」といった感動と絶賛の声が上がっていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください