シンガー・ソングライター4na、急性骨髄白血病を公表 現在は寛解し活動継続へ「音楽の道が鮮明になった」
シンガー・ソングライターの4na(シーナ)が12日、自身のXを更新し、「急性骨髄白血病」と診断され、治療を受けていたことを明らかにした。

「近況に関するお知らせ」と報告
シンガー・ソングライターの4na(シーナ)が12日、自身のXを更新し、「急性骨髄白血病」と診断され、治療を受けていたことを明らかにした。
4naは「近況に関するお知らせ」と題し、「いつも応援してくださっている皆さまへ まずは、一年ほど作品をリリースできていないことに対してお詫びしたいです。ごめんなさい」と切り出した。
続けて、その理由について「ずっとお伝えできなかったことを伝えさせてください 私は今年に入ってから『急性骨髄白血病』と診断され、治療を受けていました」と告白。「いくらポジティブが取り柄の私でも、突きつけられた現実に、頭が真っ白になりました。毎日の希望が『世界中の人を魅了するアーティストになりたい』から『生きていたい』になってしまうほど人生を、振り出しに戻された気持ちがありました」と、当時の心境をつづった。
一方で「ですが、そんな気持ちともお別れました」と前を向き、「生きていること、音を鳴らせること、誰かに聴いてもらえること。その一つひとつが、以前よりずっと重く、愛おしいものになった今、こうなった自分だからこそ作れる音楽があるはずだと。音楽の道が鮮明になっただけだと実感しております」と思いを明かした。
現在の体調については「今現在は、無事寛解し、いつも通りの生活に戻れています」と報告。「この経験を隠すのではなく、自分の一部として受け入れ、これからも自分に、作品に正直に生きていきたいと思います。音楽はまた続けていきますので、これからもどうか、楽しみにしていてくださると嬉しいです」と締めくくった。
4naは2020年にYouTubeチャンネルへ投稿した『hazama』が1000万回再生を突破。22年11月には1stアルバム『a Beast』をリリースしている。
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