格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の合同公開練習が13日、都内で行われた。前日に対戦予定だった元バンタム級王者、フアン・アーチュレッタ（米国）の欠場が決まり、現状で対戦相手が決まっていない新居すぐる（HI ROLLERS ENTERTAINMENT）は、驚きのエピソードを明かしつつ、「準備して頑張るのみです」と前を向いた。

　RIZINは12日、アーチュレッタが「入出国に関するトラブルにより来日が不可能になった」として、大みそかの欠場が決定したと発表。また、新居の対戦相手は現在調整中とした。

　思わぬ形で対戦相手がいなくなった新居はこの日、サンタクロースの帽子をかぶってファンにプレゼントを配るパフォーマンスで3分間を消化した。

　アーチュレッタの欠場を知ったタイミングについて問われると、「RIZIN側から聞いてなくて、たまたまカフェの隣にいたお姉さんに、『私アーチュレッタの友達なんですけど、日本来れないみたいですよ』って教えてもらった。オリンピック金メダリストの須崎（優衣）選手がたまたま隣にいて、教えてもらいました」と驚きのエピソードを披露した。

　希望する代役の対戦相手については「Xで見たら、水野（新太）選手と相本（宗輝）選手が明日（DEEPで）やるんで、そのどちらかとか。牛久（絢太郎）くんも書いてくれていた。今成（正和）さん以外なら誰でもいい」と明かした。

　最後の勝利は、23年大みそかの弥益ドミネーター聡志戦。直近は3連敗中で、10周年のメモリアル大会で再起をかける。「大みそか（に向けて）準備して頑張るのみです」と語り、必勝を誓っていた。