舘ひろし、病気の石原裕次郎さんにタバコ&酒を要求された過去 トイレに連れられ「タバコ出せ」
俳優の舘ひろしが12日、都内で行われた特別催事「石原裕次郎生誕90周年祭」のオープニングセレモニーに出席。今だから明かせるマル秘エピソードを語った。

「石原裕次郎生誕90周年祭」オープニングセレモニー
俳優の舘ひろしが12日、都内で行われた特別催事「石原裕次郎生誕90周年祭」のオープニングセレモニーに出席。今だから明かせるマル秘エピソードを語った。
歴代の“相棒”は50台超…ベレット、キャデラック、クラウン クラシックカーを乗り継いだ大物ミュージシャンの愛車遍歴(JAF Mate Onlineへ)
今でも忘れられない“伝説エピソード”を求められて舘は「石原さんは、お金持ったことがないんですよ。まったく持っていない」と切り出した。
続けて、裕次郎さんが病気になった後年に言及。「ハワイに行って、石原さん、奥さん、私、あとはカメラマンの方と4人でメシを食いに行ったときに『ひろし、ちょっとトイレ一緒に行こうよ』と言うので、『分かりました、付き合います』と言って、角を曲がった途端に『おい、タバコ出せ』と言うんですね。その頃はすでに『タバコを吸ってはいけない』とお医者様から厳しく言われていた。『いや、社長、それはまずいですよ』と言ったら、『ふざけるな。このために俺は来たんだからな』と。で、まあ2人でトイレのそばでタバコを吸ったことがあります」と述懐した。
さらに「僕が若い連中とお酒を飲んでいたんですね。部屋飲みしていたんですよ。そうしたら突然、石原さんが入ってこられて『おい、ひろし、何飲んでるんだよ? いいもん飲んでるな』とおっしゃる。皆でブランデーか何か飲んでいたんですよ。そうしたら『俺にも1杯』と。『まずいですよ』と言ったら、『お前ね、今晩飲ませてくれないんだったら、明日、哲(渡哲也)に酒飲ましてくれなかったと言うぞ』と言うから、『分かりました、分かりましたどうぞ』と飲ませた。次の日、撮影に行ったら現場で渡さんに呼ばれたんですよ。『お前、昨日、無理やり社長に酒飲ませたらしいな』と(笑)。『社長がそう言ってたぞ』と言うから、『いい加減にしてください』と言った。そんなこともありました」とほほ笑んだ。
舘は、1983年に石原プロモーションに入所。『西部警察』シリーズなど多数の作品に出演してきたが、同事務所は2021年1月に全業務を終了して解散。同年4月に舘プロが新たに設立され、舘も所属している。
同催事は、昭和を代表する大スター、裕次郎さんの生誕90周年を記念して、西武渋谷店A館・2階のイベントスペースで開催。裕次郎さんが出演した映画、テレビドラマ関連の展示物をはじめ、関連CD・DVD、関連書籍、本展から新発表となるオリジナルグッズやコラボ商品を多数販売する。開催期間は12月12日~28日。今後、同催事は全国主要都市を巡るツアーも予定している。
あなたの“気になる”を教えてください