俳優の小澤征悦が6日、MBS『痛快!明石家電視台』（土曜午後3時）に出演。2021年に結婚したNHKの桑子真帆アナウンサーの素顔を明かした。

　小澤はMC・明石家さんまとは初対面ながら、『踊る!さんま御殿!!』（日本テレビ系）に出演した友人で堀内孝雄の息子・堀内孝太から「さんまさんとのトークがすごい盛り上がって」と自慢されたことにむかついたといい。「きょうは1時間、さんまさんとゲストでお話さしていただくということで、勝負かけようと思って」と冒頭から気合満々だった。

　観覧のファンが質問する『なにをきくねん』コーナーで、「夫婦円満の秘けつは？」と聞かれ、「一般的かわかんないですけど、僕も妻の桑子真帆もナマケモノが好きなんですよ。動物の。実は（本物に）スタジオに来ていただいて触ったことも、ちょっとエサあげたりしたことがあるぐらい好きなんですけど。で、ナマケモノのぬいぐるみが売ってると、ついつい買っちゃうんですよね。ウチに連れて帰って、いま10匹以上いる。いろんなナマケモノが」と説明。

「（妻が）必ず名前付けるんですね。ぬいぐるみに。太郎ちゃんとか、スーちゃんとか、ガー坊とか、ハナちゃんとか。（名前）付けるところまではいいんですけど。夜寝る前に、寝室の枕元に（ナマケモノが）いるんですけど、妻が話し始めるんですよ。その人形で」と言うと、さんまは「えっ」と驚いた後、「『僕、ガースだよ』とか言うて」と想像で実演。小澤から「ガー坊です」とつっこまれたさんまは、「どっちでもええねん、そんなもん」と返した。小澤は「『きょうは何とかでね』とか」と桑子アナの真似を披露後、「オレも嫌いじゃないんで」と打ち明けた。

　さんまに「乗んの？」と聞かれ、「乗るって言うか、寸劇じゃないですけど」と告白。スタジオがどよめき、さんまは「無理してないのがえらい。オレ、絶対ナマケモノ、ガー坊？　その日からタンスに隠すわ」と話して笑わせた。さんまから疲れたときも付き合うのか尋ねられた小澤は「仕事が芝居をすることなんで、芝居して疲れて帰って来て、人形でまた芝居すると、まあときどき『何やってんのかな？』って思うときがあるんですよ。確かに。それはありますけど、でも楽しいんで」と夫婦仲の良さに触れた。さんまから「そのエンディングはどうなんの？　『おやすみ』ってなんの？」と問われると、小澤は「奥さんはそれやってると寝ちゃったりするんですよ。もう眠くなる」と明かした。観客の「へえ」という声に包まれる中、さんまは「はあ。まあ、かわいらしいっちゃ、かわいらしいけどな」と明かした。

　さんまが「桑田（佳祐）君の家は、桑田君が歌唄ってたら、台所から（原由子夫人が）ハモってくれるって」と明かすと、どよめきが上がり「めちゃくちゃかっこええやん」と発言。「原坊が？」と食いついた小澤は「ウチもそうですよ。（妻が）ハモれるんですよ。ピアノうまいんですよ。オレ、いま趣味でギターやってるんですけど、ウチにピアノがある部屋があって」とエピソードを語り出すと、さんまは「あんた、、何、対抗してんの？ ほいで。ナマケモノ（の話）でええやろう」と意図を見抜いて指摘した。

　小澤は構わず「音楽室と呼んでいる部屋があるんです。寝室なんですけど、ピアノがあるから。そこでオレがギター練習したりしてると、そこに妻が来て、ピアノで合してくれて。音楽わかるから、オレのこーお進行で、合わしてくれるんですよ」と明かすと、さんまは「ウワ～、かっこいい」と反応。小澤はさんまに負けないサザンファンとアピールした上で「セッションもしてるんで、妻のことは『ウチの原坊』って呼んでます」とオチをつけた。さんまが「いま作った話？　それ」と疑うと、小澤は否定し「『ウチの原坊』って呼んでるんですよ」と繰り返した。さんまは「勝手に言わんといてほしいな。天下の原坊を」といじりつつ、「すごいなあ」と小澤・桑子夫妻を称賛した。