お笑いコンビ・真空ジェシカの川北茂澄とガクが4日、都内で行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の決勝進出者発表会見に出席した。

　今年は過去最多となる1万1521組がエントリー。準々決勝を突破した芸人たちにワイルドカードで最後の1枠をつかんだ滝音を加えた計31組で争われた準決勝の結果を受け、真空ジェシカ、豪快キャプテン、ヨネダ2000、めぞん、ドンデコルテ、エバース、たくろう、ヤーレンズ、ママタルトが決勝への切符を勝ち取った。

　初ファイナリストは、豪快キャプテン、めぞん、ドンデコルテ、たくろうの4組。決勝進出を決めた9組に敗者復活戦を勝ち上がった1組が加わり、第21代目王者を決定する。

　真空ジェシカは、5年連続5度目の決勝進出。川北は「僕らから見たら、令和ロマンもマヂラブさんも2回しか決勝に行ってないザコですからね」と前人未到の2連覇を達成した令和ロマンと会見の司会を務めたマヂカルラブリーを格下扱い。村上は「1、2回で決めたという風に思ってもらいたい」と苦笑いを浮かべてツッコんだ。

　準決勝の手応えを聞くと、川北は「僕らは今年、イルカとツーマンライブをやって、袖でみなさんのネタの反応を見ていた感じ、イルカと比べたらザコばっかり」と挑発的なコメント。ガクは「客票を入れるツーマンをやって690対10で負けた」とイルカに完敗したことを明かした。

　意気込みを聞いても川北が「6回目くらいの気持ちです」と不敵な笑み。質疑応答では、報道陣のパソコンを勝手に操作して記事を制作するなど奇行を連発し、決勝常連の余裕を見せつけていた。

『M-1グランプリ2025』の決勝戦は、ABCテレビ・テレビ朝日系で21日の午後6時30分から生放送。MCは今田耕司と俳優の上戸彩が務める。同日開催される敗者復活戦のMCは、陣内智則と元日向坂46の齊藤京子がMCを務める。

　敗者復活戦に出場する芸人は以下のとおり。

　おおぞらモード、20世紀、今夜も星が綺麗、ひつじねいり、フランツ、ゼロカラン、大王、センチネル、イチゴ、カナメストーン、ミカボ、、例えば炎、生姜猫、ネコニスズ、ドーナツ・ピーナツ、TCクラクション、黒帯、カベポスター、スタミナパン、ミキ、豆鉄砲。