いとうまい子、シニアは人類最強の生き物 61歳でも意欲的な秘訣「あまり考えず」

俳優のいとうまい子が4日、都内で行われた「2025‐2026 ハルメク シニアトレンド」の発表会に登壇。60代を迎えても意欲的に活動できる秘訣を明かした。

発表会に登壇したいとうまい子【写真:ENCOUNT編集部】
発表会に登壇したいとうまい子【写真:ENCOUNT編集部】

意欲がわかない原因は「考えすぎ」

 俳優のいとうまい子が4日、都内で行われた「2025‐2026 ハルメク シニアトレンド」の発表会に登壇。60代を迎えても意欲的に活動できる秘訣を明かした。

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 同発表会は、女性誌『ハルメク』を発行するハルメクグループが開催。2025年12月で昭和元年から100年を迎え、昭和を知らない世代が増える今、昭和について伝える動きに注目が集まっている。同社は、日本経済の消費を牽引するシニア層に着目し、5つのトレンドを下記の通り発表した。

 1つ目のトレンドは、豪華クルーズや少し上質なランチなど自分の心を満たすために時間とお金を「体験」に使う“イマ活”。2つ目は、高額でも納得できるモノを購入し、頑張ってきた自分をいたわる「ご自愛消費」。3つ目は、場所や時間に縛られない自由な働き方をし、戦力として頼られる存在になる「戦力シニア」。4つ目は「今を生きる私に似合う」を美容に求める動きが拡大していることから「再点火メイク」。5つ目は、若者の“キャンセル”が社会や努力への拒否だとすれば、シニアの“キャンセル”は当たり前とされてきた過去の「慣習」を前向きに卒業する動きとしての「ならわし卒業」。

 俳優のほかに、東京大学大学院の研究生、経営者などさまざまな顔を持ついとうは「大学に45歳から入って、今も研究を続けている。それが趣味となっていました。細胞培養して実験、というのがすごく楽しくて、6時間でも8時間でもやっちゃうくらい楽しかった」と回顧。しかし、昨年から「毎年ドジャースの応援に行っている」そうで、これを「イマ活」としていると明かした。「大谷(翔平)選手を見ようって決めて。今年も主人と行きまして、来年も行こうと思っている」と声を弾ませた。

 続けて「戦力シニア」について、「長い間芸能のお仕事をさせていただいている。それプラス実験したり、自分の会社で経営したり、大学の教授をやらせていただいたり、シニアだけど、自分ができそうなことをして、世の中のお役に立てたらいいなと思っています」と述懐。60代を迎えても意欲的な秘訣を問われると「意欲がわかない大きな要因は、いろいろと考えすぎること。『失敗しちゃうかな、情報が整ってからやろう』と悩んで、まず第1歩がいかない。私の場合はよくわからなくても第1歩いくタイプなので。余り考えずに動くことが、新しいことを続けられる秘訣かなと思います」と持論を述べた。

 また「シニアの女性って人類最強の生き物だと思っている」と言い、「怖いものなんてないし、いろいろなもの手放して、肩の荷を下ろして生きていくのに最適な時期だと思う。どんどん新しいことに挑戦してほしいって思います」と呼びかけた。

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