俳優の藤原大祐が3日、都内で行われたMBS連続ドラマ『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』（木曜深夜0時59分）1話先行上映会&トークイベントに、藤原と同じくダブル主演を務める永瀬莉子をはじめ、曽野舜太（M!LK）、河村花と共に登壇した。

　本作は、同名人気ライトノベルを実写ドラマ化、楽しむことを諦めてきた男子大学生・空野かける（藤原）が、強く生きる目の見えない女性・冬月小春（永瀬）に目に見えない恋をする切ない純愛ラブストーリー。

　初めて原作に触れた際、藤原は「飛行機の中で読んだのですが、嗚咽しながら泣いてしまいました」とかなりの衝撃を受けたことを明かすと、「その涙が、冷たい涙というよりは、温かい涙に感じました。このドラマを見た皆さんも、そういった感情になってもらえると嬉しいです」と呼びかけた。

　藤原が演じたかけるは人と関わることにトラウマを持っている青年。それが小春に出会ったことで、徐々にひかれていく物語。藤原は、かけるにとって小春は非常に大きな存在だと明かすと「その気持ちをずっと抱きしめながら生きた撮影期間だったので、寝る前にも『小春はいま何をしているんだろう』と考えてしまい、眠れない日々が続いた」と振り返った。

　藤原の思いに永瀬も「楽しいシーンばかりの撮影ではなかったので、それを引きずったまま家に帰ることもあったと思う」と藤原を慮ると「そこまで思ってくれてありがとう」と労っていた。

　そんな藤原だったが、永瀬が「どうも美容男子っぽい」と藤原について触れると「ジムのスケジュールしか頭にない……みたいな。明日のオフはどこどこと、どこどこを鍛えるぞ……なんて言っていたんです。積極的にビタミンを摂取するとかも言っていました」と暴露。藤原は「全然違いますよ」と否定しつつ「男はワイルドに行った方がいいじゃないですか」と発言して会場を笑わせていた。

　またこの日は、「今年もあと少し、2025年を駆け抜けた皆さんの、人知れず恋をした『マイニュース』」というテーマでトークが展開すると、藤原は「僕は1日2食、カオマンガイを食べていました。恋をしていました」と発言。周りから「絶対嘘だ！」とツッコまれと、藤原は「本当なんですよ」と強調し「ちょっとした野菜と鶏むね肉に、しかもご飯も摂れるんです。デリバリーで頼むのですが、ご飯の多さとお肉の多さが選べるんです。だから400グラムずつ一回頼むと、お肉とご飯を800グラム食べることになるんです」と詳細な説明をした。

「なんでそんなにたくさん食べるの？」と聞かれた藤原は「（ドラマ）『ちはやふるーめぐり』のあとに入る作品までに、12キロぐらい体重を増やす必要があって。1日大体1キロ以上、ご飯と鶏むね肉を食べていたんです」とカオマンガイを大量に食べていた理由を明かすと「もしかすると一番食べていた人間かもしれません」と笑っていた。