歌手・俳優の赤西仁が2日、都内で行われた映画『モディリアーニ！』（26年1月16日公開）のジャパン・プレミアに急遽出席し、同イベントに出席した米俳優のジョニー・デップと交流を温めた。

　赤西はこの日、小声で「お邪魔しま～す」と控えめな態度で花束ゲストとして登場。無事花束を渡し、デップと抱き合った。

　コメントを求められて赤西は「えっ？　僕がですか？」と恐縮しきり。「僕は、お祝いをしに来ただけ。まだ映画も見ていない。これから見たいと思います」と率直に述べつつ、「この後、お食事に行く予定なんです、今日暇だったんで（笑）」と告白。会場が驚く中、もともと親交があったのかと問われて赤西は「共通の知り合いがいまして」と明かした。

　デップは「今日はこの花束を食べるのかな？」とジョークを飛ばし、「どんな道も、歩むのはたやすくない。（会場の）皆さん、そして赤西さんもここまで来てくださってすばらしい。ありがとうございます」と感謝した。

　最後に、デップと2ショットのフォトセッションがあると説明されて赤西は「フォトセッション、聞いてないんですけど……」とボソボソつぶやき、会場の笑いを誘っていた。

　デップは今回、8年半ぶりに公式来日。11月27日に東京・高輪で行われた「A Bunch of Stuff – Tokyo」記者会見に出席した他、今後は「東京コミコン2025」への参加が予定されている。

　同作は、デップの約30年ぶりとなる監督復帰作となるヒューマンドラマ。芸術家モディリアーニ（リッカルド・スカマルチョ）の人生を変えた激動の72時間を描く。