ジョニー・デップ、またも“遅刻” レッドカーペットイベントが約60分遅れ
米俳優のジョニー・デップが2日、東京・六本木で行われた映画『モディリアーニ!』(26年1月16日公開)のジャパン・プレミアに出席し、同作にまつわるトークを展開した。

再来日を約束「3か月後かもしれないよ」
米俳優のジョニー・デップが2日、東京・六本木で行われた映画『モディリアーニ!』(26年1月16日公開)のジャパン・プレミアに出席し、同作にまつわるトークを展開した。
映画『モディリアーニ!』は、デップの約30年ぶりとなる監督復帰作となるヒューマンドラマ。芸術家モディリアーニ(リッカルド・スカマルチョ)の人生を変えた激動の72時間を描く。
今回、17時30分開始予定だった同映画のレッドカーペットイベントは60分近く遅れて開始。その後19時40分から行われる予定だったジャパン・プレミアは、同カーペットイベントの終了から1時間10分の余裕があったことが功を奏してか、わずか8分だけ遅れて、19時48分にスタートした。
壇上で、今作を手がけた経緯を尋ねられたデップは「アル・パチーノから謎の電話がかかってきたんですよ」と明かし、「アル・パチーノとはずっと連絡を取り合っていて、映画『フェイク』(1997年)で共演しましたけれども、あの映画以来親交を温めている。そしてある日突然、電話がかかってきて『ジョニー、監督やったほうがいいよ。このモディリアーニのやつで』と言われたんです。なんかぶっ飛んだことを言うなと思ったんですけど、アルはもともとぶっ飛んでいる人だった」と話した。
続けて「アル・パチーノが何か決意して僕に電話をしてきたということは、ぶっ飛んではいるものの、彼なりにこの映画を僕に任せてもいいと思ってくれたんだろうと思い、引き受けた。もちろん映画自体が面白いと思って引き受けたんですけど、自分にとっては大きなチャレンジだなと思って引き受けました。自分が出なくていい、というのもすごく魅力でした。自分は監督として、演者の人たちに『そのキャラクターになりきって自由に表現してくれ』と(伝えた)。それを僕は眺めながら、彼らがいろいろ試しながら演じて、いろいろな選択肢を僕に与えてくれるのを見て、そしてそれを編集室で決めていく中で、映画が徐々に形になっていく、という作り方をしました」と語った。
デップは、8年半ぶりに公式来日したことに改めて言及。「今回この映画が日本で公開されることで、8年半ぶりに日本に帰ってこられた。本当に長過ぎましたね。自分にも誓うし、皆さんにも誓います。今度はもっと早くまた日本に戻ってきたいと思います。こんなに間隔を空けずに来たいと思います。この8年半、いろいろなことがありました。本当に皆さんに見てもらえて光栄ですし、すごくうれしいです。ひょっとしたら、3か月後かもしれないよ」とほほ笑んだ。
会場には、花束ゲストとして赤西仁が急遽登壇した。
11月27日に東京・高輪で行われた「A Bunch of Stuff ー Tokyo」記者会見には77分遅刻して登場していた。
あなたの“気になる”を教えてください