ナイツ・塙宣之、顔面骨折で休養した1か月間を回想「恐怖があった」 現在も顔にプレート

お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が2日、都内で行われた『笑辞苑(しょうじえん)』(双葉社刊)の発売記念イベントに登壇。休養期間の心境を振り返った。

イベントに出席したナイツ・塙宣之【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席したナイツ・塙宣之【写真:ENCOUNT編集部】

「痺れたり突っ張ったりすることも」と明かす

 お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が2日、都内で行われた『笑辞苑(しょうじえん)』(双葉社刊)の発売記念イベントに登壇。休養期間の心境を振り返った。

 同作は、塙が月刊誌『EX大衆』で5年間連載したエッセイをまとめた一冊。養成所や事務所、営業、同期、ネタ番組、解散など芸人と切り離せない言葉をもとに語り、さらには審査員を務める『M-1』で起きた「漫才じゃない」論争、事務所問題、大学お笑いなど、昨今のお笑い界を語るうえでは欠かせない話題も盛り込まれている。

 イベントの冒頭で、塙は「2025年時点で、笑いで考えていることなどを1つまとめさせていただいた。あ行からずっと始まっていて、テーマを決めてそれについて話してる内容が本になった。読みやすくておもしろいんじゃないかなって思います」とアピール。出版を迎えての心境については「(お笑いの本を)書いておくと、自分であとで見返した時に『こういうこと考えていたんだ』って気付ける。自分のために出しておこうかなってところでいいかなって」と明かし、さらに「取材で『お笑いについてどう思われますか?』って聞かれること多いじゃないですか。そこで『これ読んでおいてください』って。なので、マスコミの方にはぜひ1冊買っておいてほしい」と呼びかけた。

 このタイミングで出版に至った理由については「コスパの悪い仕事ばっかりやっていて。漫才協会の会長やっていますが、はっきり言って1円にもならないです」と前置きし、「その中の1つとして、これだけやっているのにもったいない、表現したいなってのはどっかにあった。ネタじゃなくてお笑いの分析や考察の本を何年かに1回出したくなる。それがこのタイミングで出たってことでしょうね」と話した。

 この日は、残り約1か月となった2025年を振り返る場面も。「顔面骨折したので……」と回顧し、「ドラマの聖地巡礼に行ったら思いっきり転んで壁に顔面激突して。どうやら転んだ場所が第2の聖地になっているらしい」と言い、報道陣を笑わせた。怪我の直後は約1か月間休養していたが、その期間は「仕事がなくなっちゃうんじゃないかなって恐怖があった」と告白し、「復活してから来た仕事に関しては『全部やろう』って決めて、今年は過ごしてきました」と続けた。また、現在も顔にプレートが埋め込まれているそうで「だいぶよくなったんですが、痺れたり突っ張ったりすることもあります」と容態を明かしていた。

 最後に、今後挑戦したい仕事を尋ねられると「俳優業がありますから。壇蜜さんとの『愛の道草』っていう」と口にし、濡れ場はあるのかという質問には「それが楽しみで。まだ台本が届いてない。ちょっとあるんじゃないかなと思って、密かに楽しみにしている」と吐露していた。そのほかドラマのオファーについては「あればやらせていただきたい。なんでも来た仕事はやりたいなって思いはあります」と意欲を見せていた。

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