TBSで相次ぐ出演者の負傷事故…1年7か月で6件 新たに女性フリーアナが「左脛骨高原骨折、全治3か月」

TBSは1日、同局系情報番組『THE TIME,』(月曜~金曜午前5時20分)の企画取材中に、レポーターでフリーアナウンサーの原千晶(36)が左足を負傷し、「左脛骨(けいこつ)高原骨折で全治3か月」と診断されたと発表した。同局の番組では、収録や生放送で負傷事故が相次いでいる。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
TBS【写真:ENCOUNT編集部】

『THE TIME,』の企画取材中

 TBSは1日、同局系情報番組『THE TIME,』(月曜~金曜午前5時20分)の企画取材中に、レポーターでフリーアナウンサーの原千晶(36)が左足を負傷し、「左脛骨(けいこつ)高原骨折で全治3か月」と診断されたと発表した。同局の番組では、収録や生放送で負傷事故が相次いでいる。

 発表によると、11月30日午前11時30分頃に原は負傷した。

「千葉県内にある(同局系特番)『SASUKE』エリアを自作で再現している方の施設の取材時に、原さんが『クワッドステップス』(4枚の板に飛び移りながら移動するエリア)を体験した際、4枚目の板に飛び移った直後左足に痛みを訴えて、板の下に敷かれた安全対策用のマットの上に倒れました」

 直後、原は「歩くと左ひざのあたりに痛みを感じる」と伝えたことで、撮影を中断。氷にて患部を冷やしながら休憩を取り、その後は無理のない範囲でインタビュー取材を行ったという。そして、取材後に都内の整形外科で診察を受け、一夜明けたこの日にあらためて検査を受けたところ、「左脛骨高原骨折で全治3か月」と診断。手術は受けず、自然治療を目指すことになったとしている。

 脛骨高原骨折は、すねの骨のひざ関節部分が折れるケガ。これを受け、TBSは原について、「『THE TIME,』についてはしばらくお休みします。その他の仕事については支障のない範囲で行うと聞いております」と伝え、謝罪を表明した。

「原千晶さんご本人をはじめ、所属事務所ほか関係各所のみなさまに大変ご迷惑をおかけしました。当該企画の収録にあたっては、当該施設管理者と相談の上、安全対策用のマットを敷き、安全性に注意を払っておりましたが、原さんに怪我をさせてしまったことについて、大変申し訳なく思っております。原さんの一日も早いご回復をお祈りするとともに今後も番組制作上の安全管理をさらに徹底してまいります」

 TBSは11月20日、俳優・佐野岳が同局系特番『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』の収録中、右ひざ半月板損傷とじん帯断裂で全治8~9か月の重傷を負っていたと発表したばかり。10月には年末放送予定の『SASUKE2025』の収録中にお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平が左足甲をはく離骨折し、全治3か月と診断された。

 6月には、アイドルグループ・KEY TO LIT(キテレツ)の岩﨑大昇が『ラヴィット!』の生放送企画中に右手首を骨折。昨年4月には、お笑いタレント・小島よしおが『最強スポーツ男子頂上決定戦 2024』の収録中に右足を骨折した。また、同月には『水曜日のダウンタウン』の企画ロケ収録中にトム・ブラウンの布川ひろきが、左足人差し指を骨折している。

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