【フェイクマミー】母と娘の思いを描いた号泣回…視聴者から「とりあえず泣く」「嗚咽」「涙が止まらない」の声

俳優の波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めるTBS系連続ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)の第8話が28日に放送された。今回は家族団らんからの悲しいお別れの展開に、号泣した視聴者が多く見られた。

『フェイクマミー』の第8話が放送された【写真:(C)TBS】
『フェイクマミー』の第8話が放送された【写真:(C)TBS】

ベッドの中で母娘で手を繋ぐ場面に「優しい空気いっぱい」「筒井さんの演技が素敵過ぎた」

 俳優の波瑠と川栄李奈がダブル主演を務めるTBS系連続ドラマ『フェイクマミー』(金曜午後10時)の第8話が28日に放送された。今回は家族団らんからの悲しいお別れの展開に、号泣した視聴者が多く見られた。

(以下、ドラマの内容に関する記載があります)

 同作は、正反対の人生を歩んできた2人の女性が、子どもの未来のために“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことから始めるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。波瑠が演じるのは、東京大学を卒業して大手企業・三ツ橋食品に就職し順風満帆なエリート街道を歩んでいたものの、訳あって突発的に辞めてしまった花村薫(はなむら・かおる)。川栄はベンチャー企業『RAINBOWLAB』の社長・日高茉海恵(ひだか・まみえ)を演じる。

 茉海恵は非公表の娘・いろはを育てるシングルマザーで、いろはを名門私立・柳和学園小学校に入れるため、薫に小学校受験の家庭教師になってほしいと依頼。薫はいろはの偽の母親=“フェイクマミー”となり、茉海恵の“長年のツレ”で『RAINBOWLAB』副社長の黒木竜馬(向井康二/Snow Man)を夫役として、偽の家族で受験に挑み、見事合格をつかんだ。

 いろはの出生や“フェイクマミー”の秘密がママ友の本橋さゆり(田中みな実)にバレてしまう中、薫の母・聖子(筒井真理子)の病状が悪化する。聖子は“フェイクマミー”をしている薫を批判し、薫を巻き込んでいる茉海恵のこともよく思っていなかった。それでも薫は残りの時間を自宅で過ごす聖子のもとを、いろはと共に訪れ看病する。聖子は整理整頓ができないいろはに、靴の揃え方や服の片付け方などを厳しく教えていく。それでも“母親が2人いる”という状況を認められない聖子。しかし、いろはから「なんでお母さんが2人いたらいちゃいけないの? マミー(薫)も私のお母さんだよ」と聞かれ、言葉に詰まるのだった。

 茉海恵は薫を自宅に招き、得意の手料理をふるまった。薫、茉海恵、いろは、竜馬と共に食卓を囲み楽しい時間を過ごした聖子は、いろはに思わず「おばあちゃんにも(料理を)取って」と話しかけてしまうほど、“偽モノ家族”の時間を満喫。そしてこっそりといろはに“お願いごと”を託すのだった。その夜、聖子は隣で眠る薫の手をしっかり握り、涙を流しながら眠りについた。

 数週間後、聖子は旅立った。葬儀が終わると、いろはが引き出しの中から手紙を取り出す。それは聖子が、自分の死後に薫に渡すよういろはに託したものだった。手紙には、薫、茉海恵、いろは、竜馬それぞれにメッセージが書かれていた。聖子は「あなたがなぜ、いろはちゃんのお母さんをしているのか、最後にやっと分かりました」「あなたは、いろはちゃん、茉海恵さん、自分の選んだ人生をちゃんと信じしていました。みんなで食事をした日にそのことが分かりました」と、薫が選んだ選択を認めた。そしていろはには、「少しの間だけど、私をおばあちゃんにしてくれてありがとう」と感謝をつづっていた。

 そして聖子は薫に、「あなたが支えている人たちは、同じようにあなたを支えています。互いを信頼し合う関係こそが家族です」と伝え、「もうあなたの手をつなぐことは出来ないけれど、その手の温もりはずっと私の中に残っています。薫、あなたは自慢の娘です。あなたの母でいられて本当に幸せでした」と締めくくっていた。聖子の手紙に、4人は涙するのだった。

 旅立つ聖子が娘たちの関係を認めるしんみりした展開にSNS上では、「フェイクマミー号泣回だった…いいドラマや…」「とりあえず泣く」「薫ママからの手紙のシーンで号泣嗚咽」と、涙する視聴者が続出。「筒井さんの演技が素敵過ぎた。ベッドの中、娘と手を繋ぐシーン、2人の中でいろいろな想いが巡っているのだと思わせる良いシーンだった」「優しい空気いっぱいでステキだったなぁ。そこからは悲しみいっぱいで涙が止まらない」といった声も上がっている。

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