timelesz原嘉孝、初主演映画に「今後映画界を引っ張って行けるような役者に」

timeleszの原嘉孝が29日、都内で行われた自身初となる主演映画『初恋芸人』先行プレミア舞台あいさつに、沢口愛華 佐藤アツヒロ 夏目大一朗監督と共に登壇した。

先行プレミア舞台あいさつに登壇したtimeleszの原嘉孝【写真:ENCOUNT編集部】
先行プレミア舞台あいさつに登壇したtimeleszの原嘉孝【写真:ENCOUNT編集部】

『初恋芸人』に主演

 timeleszの原嘉孝が29日、都内で行われた自身初となる主演映画『初恋芸人』先行プレミア舞台あいさつに、沢口愛華 佐藤アツヒロ 夏目大一朗監督と共に登壇した。

 本作は、中沢健氏の原作で2016年にはテレビドラマ化、2025年8月から小学館のオリジナルコミックアプリ「マンガワン」でも、こやま仁氏によるコミカライズの連載がスタートするなど、異色の恋愛小説として人気の高い同名小説を映画化。売れないピン芸人・佐藤賢治(原)が、突然彼の前に現われた市川理沙(沢口)によって、初めての恋のトキメキを感じるが……といったストーリー。

 映画初主演となった原は「いい意味で気負わず、やることをやるという精神で臨みました。誰よりも役に向き合って、結果として作品を引っ張れればいいなと思っていました」と作品に入った時の姿勢を述べる。

 売れない芸人という役に対し、原は「芸人役は初めて。撮影に入る前に小劇場に行ってお笑い芸人さんのライブを観て、どこが原因で売れないのか、どういう部分が売れないのかメモを片手に、いろいろと研究しました」と準備を重ねて役作りをしたという。

 そんな原にとってのヒーローを問われると「僕にとってのヒーローは、支えてくれるファンの方だなと思っています。昨年までは舞台を中心に活動をしていたのですが、今年アリーナツアーをやって、見たことがないような数のファンの方にお会いして『こんなにたくさんの方に支えられているんだな』と改めて思ったんです。僕が元気を与えているようで、実は与えられていたんだなと実感しました」としみじみ。

 またこの日は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭において「ヌーヴェル・エトワール賞」を受賞した原に、トロフィーが授与されることに。トロフィーを受け取った原は「嬉しいです。とても光栄です。この賞をいただけたのは、僕だけじゃなくてスタッフ、キャストの皆さんのおかげです」と語り、「映画ってたった2時間で、観た人に力を与えてくれるもの。僕にとって今回がスタート。今後映画界を引っ張って行けるような役者になれるように日々精進していきます」と未来を見据えていた。

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