劇場アニメ『この本を盗む者は』三郷市と姉妹都市協定を締結 原作は2021年に本屋大賞ノミネート

俳優の片岡凜が主演を務める劇場アニメーション『この本を盗む者は』(12月26日公開)が、作中に登場する街と日本一の読書のまち埼玉県三郷市とで姉妹都市協定を締結したことを25日、発表した。

『この本を盗む者は』が三郷市とで姉妹都市協定を締結
『この本を盗む者は』が三郷市とで姉妹都市協定を締結

“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジー

 俳優の片岡凜が主演を務める劇場アニメーション『この本を盗む者は』(12月26日公開)が、作中に登場する街と日本一の読書のまち埼玉県三郷市とで姉妹都市協定を締結したことを25日、発表した。

 2人の少女が“本の世界”を駆け巡る謎解き冒険ファンタジーで、2021年本屋大賞ノミネートの深緑野分による人気小説を原作とする本作。映画初主演で声優初挑戦の片岡が主演を務め、謎の少女・真白役を同じく声優初挑戦の田牧そらが務める。

 この度、日本一の読書のまち三郷市と作中に登場する街・読長町が姉妹都市協定を締結した。三郷市は平成25年3月に三郷市議会の議決をへて「日本一の読書のまち三郷」を宣言し、こどもから高齢者まで様々な世代への読書活動を推進している。この協定は「読書離れ」が進む10代、20代に対して、本がテーマとなる本作とのタイアップを行うことで、若年層への読書活動のアプローチをするため締結した。

 以下は、姉妹都市協定書の全文。

「日本一の読書のまちを掲げる三郷市と書物の町である読長町は先人の想い、人類の英知を伝える『本』による無限の可能性を信じ、『本』が人と人との絆を結び、読書活動によって人の心をより豊かにすることを目指し、姉妹都市協定を締結する。両者は協定に基づき、読書に対する取組やまちの話題を互いにアピールし、更なる読書活動を推進することで、未来を担うこども達が深く本を愛し、真に成熟した人間となる一助とする」

 さらに、登場キャラクターを個別に紹介するキャラクターPVの公開が決定し、第1弾となる主人公・御倉深冬の映像を公開した。

次のページへ (2/2) 【動画】登場キャラクターを個別に紹介するキャラクターPV
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