『ちいかわ』初映画化、2026年夏公開へ 脚本は原作のナガノ氏「楽しみにお待ちいただけたら」

漫画作品『ちいかわ』の初映画化が決定したことが24日、発表された。タイトルは『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』で、2026年夏に公開される予定。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』ティザービジュアル【画像:(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会】
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』ティザービジュアル【画像:(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会】

イラストレーター・ナガノ氏が描くX発の漫画作品

 漫画作品『ちいかわ』の初映画化が決定したことが24日、発表された。タイトルは『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』で、2026年夏に公開される予定。

『ちいかわ』は、イラストレーターのナガノ氏が描くX発の漫画作品。2020年の連載開始以降、ちいかわ、ハチワレ、うさぎら個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる「楽しくて、切なくて、ちょっとハード」な日々が話題を呼び、読者を魅了し続けてきた。

 全世代から愛され、「日本キャラクター大賞グランプリ」を3度受賞。2022年に放送開始したアニメも、YouTubeでの見逃し配信総再生回数が4億回超えを記録するなど、日本国内のみならず世界中で人気を博している。

 描かれるのはシリーズ中でも異色かつ人気の長編エピソード、通称「セイレーン編」。ちいかわたちの生活には欠かせない討伐業務。ある日、ちいかわたちのもとへ「島でのカンタンな討伐で、100倍の報酬をもらおう」「限定島ラーメンに限定スイーツ、甘いもの辛いもの全部実質無料」と書かれた怪しげなチラシが撒かれる。怪しく思いつつも、報酬につられて島へ渡った一同を待ち受けるものとは。ちいかわたちの忘れられない夏が始まる。

 今作の監督を務めるのは「ウマ娘 プリティダービー」シリーズなどを手がける及川啓氏、制作はCygamesPictures(劇場版『ウマ娘 プリティダービー 新時代の扉』など)。そして脚本は原作のナガノ氏が担当する。初の映画化に際してナガノ氏は「はじめての大きなスクリーンでのちいかわたちの旅、楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです!!」とコメントした。

次のページへ (2/2) 【画像】映画化を記念…原作者・ナガノ氏の直筆イラスト
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