84歳・橋爪功、主演舞台の取材会を急遽欠席 関係者が説明「体力的なところを本番に温存していただこうという意向」
俳優の橋爪功(84)が主演を務める舞台『飛び立つ前に』のプレスコールと取材会が23日に都内の東京芸術劇場シアターイーストで行われた。当初、橋爪も参加する予定だったが、体力面を考慮して急遽欠席となった。

舞台『飛び立つ前に』プレスコール&取材会
俳優の橋爪功(84)が主演を務める舞台『飛び立つ前に』のプレスコールと取材会が23日に都内の東京芸術劇場シアターイーストで行われた。当初、橋爪も参加する予定だったが、体力面を考慮して急遽欠席となった。
プレスコール開始前、関係者が橋爪について、「感情の起伏が激しい役で、体力的なところを本日の夜の本番に温存していただこうという意向があり、急遽プレスコールと取材会に関しては参加しないことになりました」とアナウンス。体調不良ではなく、あくまで体力面を考慮しての欠席と説明した。
プレスコールは、若村麻由美、奥貫薫、前田敦子、岡本圭人、剣幸で実施された。
取材会で演出家のラディスラス・ショラー氏は、「私がヅメ(橋爪)さんに『今日はエネルギーをキープしておいてください』と頼んだんです。ヅメさんにお願いした役はとてもむずかしくて、エネルギーをたくさん消耗する役なんです」とコメント。「みなさんご存じの通り、ヅメさんはお若い方なんですけど、お年を考えると、今晩の初日のためにエネルギーを使わず、溜めておいてほしいということで私から欠席をお願いしました」とジョークを交えながら説明した。
本作は、フランス演劇界の名優ロベール・イルシュのためにゼレールが書き下ろした作品であり、彼が91歳で出演した最後の舞台。国際的に高く評価されている作品で、日本では待望の初上演となる。橋爪は物語の中心となる著名な作家・アンドレ役で出演。11月23日から12月21日まで東京芸術劇場シアターイーストにて上演される。
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