“派手な靴”で愛車とランウェイへ 女性オーナー36台が集結、主催者も感激「まるで昔からの知り合い」

クルマ女子の祭典「ガールズカーコレクション(GCC)」が22日、東京・秋葉原UDX駐車場で開催され、36台の個性豊かな車が集結した。

「ガールズカーコレクション(GCC)」が22日開催された【写真:ENCOUNT編集部】
「ガールズカーコレクション(GCC)」が22日開催された【写真:ENCOUNT編集部】

今回のドレスコードは「派手な靴」

 クルマ女子の祭典「ガールズカーコレクション(GCC)」が22日、東京・秋葉原UDX駐車場で開催され、36台の個性豊かな車が集結した。

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 2017年のスタートから9回目を迎えたGCC。今年は「ジャパンモビリティショー2025」でコラボレーションしたことでも話題を呼んだ。今年のドレスコードは「派手な靴」。参加者は個性あふれるブーツや厚底シューズなど、足元にこだわった華やかなスタイルを披露した。主催者のNAOさんは、「普段、服を選ぶときに靴から決める人は少ないと思うので、今日は“派手な靴”から決めていただきました」と狙いを語った。

 参加条件は“女性オーナーであること”。会場には協賛企業の出店ブースも並び、国産車からアメ車まで多彩な車種がずらり。開会式後は参加者が4グループに分かれてランウェイに1台ずつ登場し、撮影スペースでは車を降りて思いきりポージングをキメ、衣装と愛車が映える“フォトジェニックな瞬間”を次々と生み出していた。

 WRブルーが印象的なSUBARU レヴォーグ STIを今年3月に納車したばかりのTOMOMIさんは「スポーツタイプの車が好きで、やっとこの形の車を買うことができました」と笑顔。マイカーは5台目で、過去には台風でフィットが水没になって苦労した過去も。新たな愛車レヴォーグは趣味のスノーボードのよき相棒になりそうで、「四駆でどこでも乗って行ける。来月から早速スノボに行きます。来年のオートサロンにも車両展示が決まりました!」と声を弾ませた。

 このほか、三輪車大運動会や2025アワード表彰式も行われ、女性オーナー同士の交流が深まる1日となった。

 参加者の投票で決まるグランプリには、キャデラック・デヴィルを所有するAngelさんが輝き、主催者のNAOさんから賞状とトロフィーを授与された。受賞後、「すごい。めっちゃうれしい。もらえると本気で思ってなかった。冥土の土産になりました」と喜びをあらわ。3児を育てたシングルマザーで、「若い子たちにも、いくつになっても好きな格好をして、好きな乗り物に乗って、女だからとかじゃなく人生っていう意味で楽しんでほしい」とメッセージを送った。

 主催者のNAOさんは、「初参加の方もいましたが、会場が一体となって盛り上がってくれた。まるで昔からの知り合いかなってくらいの盛り上がりがあったと思います。個性豊かな車が増えてきたこと、そして愛車への愛があふれる参加者が多かったことが印象的でした」と総括。

 NAOさん自身も1995年式のトヨタ・スープラJZA80のオーナーだが、この日は「朝からトラぶっちゃって動かないです……」と、ステアリングの不調により愛車での参加は見合わせた。GCCを象徴する“主役カー”は不在となったが、イベントの成熟ぶりには満足そう。

 グランプリのAngelさんについても「票数がダントツでした。ああいう車女子、本当にかっこいいなと思いますし、私自身も見習って、かっこいい車女子になりたいです」と称賛。10回目となる来年に向け、早くも意欲を見せていた。

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