氷川きよし、3年ぶり演歌作品を発表 来年1月発売「いろいろな番組で歌わせてもらいたい」
歌手の氷川きよしが、約3年ぶりとなる演歌シングル『ほど酔い酒』を2026年1月28日に発売することが23日、発表された。

氷川の師匠・水森英夫氏が作曲『ほど酔い酒』
歌手の氷川きよしが、約3年ぶりとなる演歌シングル『ほど酔い酒』を2026年1月28日に発売することが23日、発表された。
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同曲は、生きづらさを感じる世の中での小さなしくじりやつまずきを、寛容な心で受け止めようというメッセージが込められた演歌楽曲。作曲は氷川の師匠である水森英夫氏が手がけ、作詩は岸快生氏が初めて提供した。朗らかで包み込むようなメロディーに、「ゆるしましょう」という印象的なフレーズが響く作品となっている。
氷川にとって本作は、2022年に発表した『甲州路』以来の演歌作品。今年11月に“今、表現したいこと”を詰め込んだアルバム『KIINA.』をリリースしたばかりだが、今作では令和の時代に演歌を通じて“伝えたいこと”を表現する。
氷川のコメントは下記の通り。
「2026年の新曲は『ほど酔い酒』という作品です。やっぱり、何でも“ほどよい”のが一番ですよね。人間関係もそうですけど、ほどよい距離感って言うんですか。お酒もほどよく飲みたいなって思います。
今はSNSの時代で、フェイクニュースがあったりして、憎悪と分断が広がっているんじゃないかと思うと悲しくなります。自分も仕事をさせていただく中で、いろんな言葉が飛び交うし、人間ですから傷つくこともあります。世の中、完璧な人はいないし、個性も強い。みんなが寛容になって、受け入れて生きていく。話をして解決していく。もう一歩踏み込んで、相手を知って理解していく。そうできるように自分が努力しようって思う。自分の心が変われば、きっと相手も変わると信じたい。
新曲『ほど酔い酒』は、そんな思いにさせてもらえる令和の演歌・歌謡曲です。作詞は今回初めて作品をいただいた岸快生先生です。詩を読ませていただいた時に、『そうだなぁ』『おっしゃる通りだな』と思いました。そして、作曲は師匠の水森英夫先生です。18歳の時にスカウトしていただき、東京に連れてきてくださった、永遠の師匠・水森先生がメロディーを書き下ろしてくださいました。
デビュー30周年に向けてのよいスタートを切れる演歌作品に出会えたと確信しています。幅広い老若男女の皆さんに、ぜひカラオケで歌っていただきたいです。ザ・氷川演歌の世界を楽しんでいただきたいですし、演歌の良さをまた一つ知っていただけるのではないかなと思っております。
2022年『甲州路』以来、久しぶりの演歌作品なので、多くの方に届けられるように、いろいろな番組で歌わせてもらいたいなと思っていますので、どうぞ楽しみにしていてください」
なお、来年1月31日からは東京・明治座を皮切りに、全国4都市を巡る『氷川きよし特別公演』も開催される。
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