『ストレンジャー・シングス』監督&キャストが来日、ゲイテン・マタラッツォ「ダスティンのことを思うと恋しくて寂しくなる」
2016年からスタートし、ついに最終章を迎えるNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス』最終章『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』のファンフェスタ「One Last Adventure」が22日、都内で開催され、フィン・ヴォルフハルト(マイク役)、ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン役)、ケイレブ・マクロクリン(ルーカス役)、ノア・シュナップ(ウィル役)、監督を務めたマット・ダファー&ロス・ダファー兄弟がステージイベントに登壇し、集大成となる本作への思いを語った。

マット監督「何よりも成長物語なんです」
2016年からスタートし、ついに最終章を迎えるNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス』最終章『ストレンジャー・シングス 未知の世界 5』のファンフェスタ「One Last Adventure」が22日、都内で開催され、フィン・ヴォルフハルト(マイク役)、ゲイテン・マタラッツォ(ダスティン役)、ケイレブ・マクロクリン(ルーカス役)、ノア・シュナップ(ウィル役)、監督を務めたマット・ダファー&ロス・ダファー兄弟がステージイベントに登壇し、集大成となる本作への思いを語った。
ファンサービスを終えて登壇した監督、キャスト陣。マット監督は「ちゃんと満足のいく結末を迎えられるようにするというのが非常に難しいところでした。でもどのようにフィナーレを迎えるのかというのは数年前から決まっていたんです」と明かすと「目的地ははっきりしていたので、そこにちゃんと着地させるように色々逆算しながら作っていたわけなんです」と計算した結末を迎えるためにエピソードを積み上げていったという。
ロス監督も「キャストの皆さんとは10年ぶりのお付き合いだったので、何よりもキャストの皆さんが納得いくようなエンディングをちゃんと迎えさせてやることが大事でした」と振り返る。
監督の話を聞いていたフィンは「この作品自体、最後まで世に出ていないということもありまして、まだ感覚としてはリアルな意味でまだ終わっていないというところがあるんです」と胸の内を明かすと、ノアは「最後の撮影の瞬間、そのシーンがあるないに関わらず、みんなが現場に集まって、みんなでハグをして一つになりました。そして一緒に泣いたんです。そのとき、ものすごい絆を感じました。人生の中でも一度あるかないか、本当に忘れられない経験でした」と振り返る。
本シリーズは観ている人に「勇気」を与えてくれる。ゲイテンは「この作品は『恐れを持たない』ということではなく『恐れを克服する』ということがテーマ。その勇気を持つことを、キャラクターを通して学びました。この10年、ダスティンという役を通して、僕を助けてくれました。とても楽しかったし、今後ダスティンのことを思うと恋しくて寂しくなると思います」としみじみ。
いよいよ物語は結末を迎える。マット監督は「この物語は、モンスターも登場しますが、何よりも成長物語なんです。そしてこの最終シーズンは、少年、少女たちがいよいよ大人になっていく過程を描くわけなのですが、このシリーズは『自分の居場所を探すこと』『自分の声を探すこと』。そして成長と共にやってくるいろいろなハードルを乗り越えることが描かれています」と語ると、ロス監督も「10年という旅路をファンと共に歩んできたという気持ちでいます。そのドアをいよいよ閉めるというのは、非常にもの悲しい思いはあるのですが、この旅路を歩めたことに感謝しています」とファンに向かってメッセージを投げかけていた。
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