日向坂46、挑戦と不安を乗り越え全国ツアー完走 キャプテン髙橋未来虹は感涙「報われた気持ちになりました」

アイドルグループ・日向坂46のARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』が、東京・国立代々木競技場第一体育館公演3DAYSで千秋楽を迎えた。9月20日の宮城公演を皮切りに全国6都市を回ったアリーナツアー。ENCOUNTは22日の公演をレポートする。

日向坂46のARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』が千秋楽を迎えた【写真:(C)Seed & FlowerLLC】
日向坂46のARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』が千秋楽を迎えた【写真:(C)Seed & FlowerLLC】

16枚目シングル『クリフハンガー』リリースをサプライズ発表

 アイドルグループ・日向坂46のARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』が、東京・国立代々木競技場第一体育館公演3DAYSで千秋楽を迎えた。9月20日の宮城公演を皮切りに全国6都市を回ったアリーナツアー。ENCOUNTは22日の公演をレポートする。

 同グループは、春に一期生全員が卒業となり、二期生から五期生による新体制がスタート。最新シングル『お願いバッハ!』で同期・小坂菜緒とWセンターを務めた金村美玖は、ツアー開幕前に行ったENCOUNTのインタビューで「おひさま(日向坂46ファンの総称)を巻き込んで会場が一体になるようなグルーヴ、感動を生み出して、日向坂のモットーであるハッピーだけではない一面も一緒に楽しんでいただきたいです」とツアーへの意気込みを語っていた。

 ツアーファイナルは、『MONSTER GROOVE』のタイトル通り重低音で会場を揺らし、座長としてツアーをけん引した小坂と金村の“なおみく”が登場。『NO WAR in the future 2020』で期ごとにメンバーが姿を現すと、金村が「全員出し切れ!」と叫び、いきなりオーディエンスを熱狂空間へと誘った。

 四期生楽曲『夕陽Dance』でセンターに立った渡辺莉奈も力強い煽りで熱気を上げ、ビートが効いた特別仕様の『キツネ』では、アリーナのセンターステージとミニステージにメンバーが飛び出して笑顔を届ける。人気ナンバー『君はハニーデュー』へつないで、オープニングブロックから日向坂46らしいハッピーオーラに包み込んだ。

 今ツアーならではのメンバー編成で送るシャッフルメドレーでもファンを喜ばせ、各楽曲をつなぐ時間はメンバーが各々のパフォーマンスで個性を輝かせる。正源司陽子はエレキギターをロックにかき鳴らし、大野愛実がサンプラーでビートを刻んで松尾桜のSAKURAPが炸裂。平尾帆夏は美しいピアノの音色を奏で、金村による圧巻のドラムパフォーマンスから後半戦に突入すると、『あの娘にグイグイ』『見たことない魔物』『愛はこっちのものだ 2025』といった楽曲が披露され、場内を興奮の渦に巻き込んだ。

 会場の空気が一変すると、小坂と金村が2人だけでセンターステージに降臨。心をひとつにして美しく舞うと、ユニット曲『See Through』がヒットして、大きなどよめきが起こる。なおみくにしか作り出せない世界で見る者を魅了すると、メインステージにメンバーが集結し『お願いバッハ!』で本編は幕を閉じた。

 ツアーTシャツ姿のメンバーがアンコールに登場すると、『キュン』でありったけの愛をプレゼント。MCでは小坂が、初めて座長としてツアーを回ったことを明かし、「メンバーみんなの笑顔をたくさん見ることができて幸せでした。笑顔でいてくれたから、『もっとみんなを引っ張っていかないと』と思えた。メンバーのいい所も知れたし、本当に素敵な2か月間でした」と充実感をにじませた。

 4月からキャプテンを任された三期生・髙橋未来虹は、「このツアーの初めに『期待値を超えるステージにしたい』と言ったと思うんですけど、あの時は正直、新しい挑戦が多いからこそ、もちろん不安な気持ちもありながら、あの言葉を発したんです。みなさんの期待は超えることができましたか?」とおひさまに問いかける。会場があたたかい拍手に包まれ、感極まった高橋は涙を流し、「もちろん終わってしまうのはさみしいのですが、千秋楽を無事迎えることができて、自分たちの信じる道を歩いてきてよかった。今の拍手、みなさんの声で、なんだか報われた気持ちになりました。この約2か月間、本当にありがとうございました」と思いを伝えた。

 アンコールの最終楽曲『Expected value』を1人ひとりが思いを込めて熱唱すると、間奏で高橋は本ツアーを振り返りながら、「新しい挑戦も多くて不安や緊張ももちろんあったんですけど、一緒にライブを作り上げてくれるおひさまの存在に支えられた2か月でした」と感謝。「新しい挑戦も多い中、メンバーはステージに立つ見えている部分だけではなく、本当にひたむきな努力を重ねて、ここまで駆け抜けてきました」と話すと、「グループの現在地点と向き合うこと。それは時にくやしくて、もどかしい気持ちになることもありました」と吐露した。

「だけど、そういった気持ちを乗り越えてこそ、今日みたいにみんなで心から笑える日があるんだなと、私は思いました」と笑顔。「日向坂46は誰かが落ち込んだり、うつむいたりしたときに、そっと手を取って寄り添ってくれるメンバーがいたり、その手を強く引っ張ってくれるメンバーがいたり、本当に素敵な子たちの集まりなんです」と胸を張ると、「このツアーの幕を閉じても、まだまだ見たい景色があります。これからも日向坂46と横一列になって、歩いて行ってくれるとうれしいです」とメッセージを送り、感動的なフィナーレを迎えた。

 メンバーがステージを下りても、日向坂コールが鳴りやまず、ダブルアンコールの『誰よりも高く跳べ!2020』で会場のボルテージは最高到達点へ。終演後、場内のビジョンでは16枚目のシングル『クリフハンガー』を2026年1月28日にリリースすることをサプライズ発表。最後の最後までおひさまを笑顔にして、全国ツアーを完走した。

■2025年11月21日『HINATAZAKA46 ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」』DAY3セットリスト
M01 NO WAR in the future 2020
M02 夕陽Dance
M03 キツネ
M04 君はハニーデュー
M05 Love yourself!
M06 空飛ぶ車
M07 What you like!
M08 足の小指を箪笥の角にぶつけた
M09 この夏をジャムにしよう
M10 どうする?どうする?どうする?
M11 恋した魚は空を飛ぶ
M12 ナゼー
M13 その他大勢タイプ
M14 ハロウィンのカボチャが割れた2025
M15 あの娘にグイグイ
M16 好きということは・・・
M17 アディショナルタイム
M18 見たことない魔物
M19 愛はこっちのものだ2025
M20 See Through
M21 お願いバッハ!
EN1 キュン
EN2  Expected value
WEN 誰よりも高く跳べ!2020

次のページへ (2/2) 【写真】ARENA TOUR 2025『MONSTER GROOVE』のアザーカット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください