TBS番組で相次ぐ出演者事故…1年7か月で5件 新たに判明した佐野岳の全治8~9か月には「心よりお見舞い申し上げます」

俳優・佐野岳がTBS系特番『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』の収録中、右ひざ半月板損傷とじん帯断裂で全治8~9か月の重傷を負っていたことを20日、TBSが発表した。佐野が負傷したのは今月18日で、同社は「心より御見舞い申し上げます」としている。

TBS【写真:ENCOUNT編集部】
TBS【写真:ENCOUNT編集部】

特番『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』で

 俳優・佐野岳がTBS系特番『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』の収録中、右ひざ半月板損傷とじん帯断裂で全治8~9か月の重傷を負っていたことを20日、TBSが発表した。佐野が負傷したのは今月18日で、同社は「心より御見舞い申し上げます」としている。

 発表によると、佐野は「モンスターボックス」と呼ばれる巨大跳び箱の17段(2メートル46センチ)の跳躍に成功後、着空中でバランスを崩して着地時に右足をひねった。直後に痛みを訴えたことから帯同した救急救命士、トレーナーの助言で病院へ。翌19日に精密検査を受け、「右ひざの半月板損傷とじん帯断裂」が判明。20日には主治医から「腫れが引いたあとに手術を要する」と診断された。

 全治は「8~9か月」で「一定期間は歩行に松葉づえを使用する」とのことだが、所属事務所関係者は「今後の仕事に関しては関係各所と協議し、適切に判断していきます。活動休止はしません」と話している。

 佐野自身はXを更新し、「自分が得意としてきた跳び箱での怪我は自分自身が1番納得出来ず、競技を最後まで続けたかったです。とても悔しいです」などとコメントし、「ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後の仕事は医師の指示のもと行ない治療を第一に考えます」としている。

 TBSの番組では出演者の負傷事故が相次いでおり、10月に年末放送予定の『SASUKE2025』の収録中にお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平が左足甲をはく離骨折し、全治3か月と診断された。6月には、アイドルグループ・KEY TO LIT(キテレツ)の岩崎大昇が『ラヴィット!』の生放送企画中に右手首を骨折。昨年4月には、お笑いタレント・小島よしおが『最強スポーツ男子頂上決定戦 2024』の収録中に右足を骨折した。また、同月には『水曜日のダウンタウン』(水曜午後10時)の企画ロケ収録中にトム・ブラウンの布川ひろきが、左足人差し指を骨折している。

 『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』に関しては、18日の時点で「佐野岳さんは、脚の違和感を訴えられたため、大事をとって欠場」とし、元サッカー日本代表の柿谷曜一朗氏についても同様に「大事をとって欠場」と発表していた。そして、今回の発表に伴い、TBSは「当該の番組収録に当たっては、救急救命士およびトレーナーを配置するなど、安全性に最新の注意を払っておりましたが、佐野さんが怪我をされたことについて、心よりお見舞い申し上げます。佐野さんの一日も早いご回復をお祈りするとともに、今後も番組制作上の安全管理について徹底して参る所存です」とコメントしている。

次のページへ (2/2) 【動画】全治8~9か月の重傷を負う直前の佐野岳の様子
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