お昼寝系2人組ガールズ音楽ユニット・Suupeasが8日、マカオで開催された『2025 LVUP.ACG FESTIVAL LV.2× TIF ASIA TOUR 2025 IN MACAU』にメインアクトとして出演した。

　Suupeasは、ひなぷ（武田雛歩）とはるぽんからなるお昼寝系2人組ガールズ音楽ユニット。このたびマカオでの初ライブを行った。

　出演した『2025 LVUP.ACG FESTIVAL LV.2× TIF ASIA TOUR 2025 IN MACAU』は、大規模アニメゲームフェスティバル「2025 LVUP.ACG LV.2」と「TIF ASIA TOUR 2025」のコラボレーションイベント。

　晴天に恵まれたマカオ・フィッシャーマンズワーフ特設会場。コスプレやコピーダンス、アイドルの写真撮影を楽しむ人たちで賑わう会場に、おなじみのパジャマ姿でひなぷとはるぽんが登場。

　1曲目に披露したのは、スピード感のあるボカロライクなエレクトロサウンドが特徴の新曲『メロドロ症候群』。冒頭でひなぷが「大家好！」とあいさつをすると、会場全体が温かな拍手と歓声で包まれる。こじれた恋心を描いた中毒性のあるラブソングで、会場は一気にSuupeasの世界へ。

　続けて披露したのは、”社会人なりたての朝の憂鬱な心情”をボカロックに乗せて奏でた3rdシングル『あともうちょっとだけねんねさせて!』。エッジの効いたEDMで会場のボルテージをさらに引き上げる。

　3曲目には、コミカルでハイテンションな睡眠ソング『睡眠地下潜（もぐ）どってん!!釈明』を披露。日々の労働の疲れによる睡眠をテーマにした楽曲に、観客はクラップで応える。

　ここで、ひなぷとはるぽんのゆるゆるふわふわなMCへ。ひなぷが「（Suupeasの）曲は、ボカロPの方々に提供していただいて歌わせていただいています」と紹介し「皆さん、ボーカロイドは好きですか？」と問いかけると、観客からは「イェース！」と大きな歓声が上がる場面も。

　会場と一体感が生まれたところで、続いて披露したのは、“スマホ依存症”から抜け出せない眠れぬ夜を描いた『アイム・ノット・プリンセス』。アイドルグループ・高嶺のなでしこのキャプテン・籾山ひめりが振り付けを担当した楽曲で、“プリンセスポーズ”などの独特な振り付けを会場全体で楽しんだ。

　そのままの勢いで、悪夢がテーマでダークな世界観の『ナイトメラ』、そして、高熱でうなされる悪夢の世界が描かれた2ndシングル『°Cりぃむ°Core』を続けて披露。アップテンポで会場は最高潮の盛り上がりを見せる。

　ここで、ひなぷとはるぽんから、マカオで初めてライブができた喜びと感謝の思いが伝えられ、ライブは終盤へ。デビューシングル『ヘッチャカ』を披露し、ゆるいけど激しいボカロックで会場を揺らし、ラストを飾ったのは4thシングル『しーぴんすりーぴん』。ポップでキャッチーなメロディとリズミカルなリリックが心地よく絡み合う、“眠ることの至福”を体現した楽曲で観客を夢の世界へと誘った。

　また、Suupeasは日本のポップカルチャーを広める日本国外最大規模のアニメイベント「Anime Festival Asia Singapore 2025」への初出演も決定。11月28日から30日にシンガポールで行われ、3日間連続で出演する。

　2025年3月には、同じくシンガポールで開催された「Anime Garden 2025」で海外初ライブを行い、そこで八王子Pとのコラボレーションステージも披露。今回の「Anime Festival Asia Singapore 2025」でも、2度目となる八王子Pとのコラボレーションステージを予定している。