佐藤二朗、出演映画で中日ドラゴンズの対応に感謝「なんせ『爆弾』なんで。許可出るかなと思った」

俳優の佐藤二朗が17日、都内で行われた映画『爆弾』大ヒット御礼舞台あいさつに、山田裕貴と共に登壇した。

イベントに登壇した佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した佐藤二朗【写真:ENCOUNT編集部】

『爆弾』は興収14億円以上の大ヒット

 俳優の佐藤二朗が17日、都内で行われた映画『爆弾』大ヒット御礼舞台あいさつに、山田裕貴と共に登壇した。

 本作は、10月31日に全国383スクリーンで封切られると、週末映画動員ランキングで実写映画トップとなる動員を記録。11月16日終了時で、101万1692人、興収14億2453万880円を突破する大ヒットを記録している。

 佐藤は自らを「スズキタゴサク」と名乗り、都内に仕掛けられた爆弾のありかを予告する中年男を好演。その得体の知れない人物の演技に称賛が集まっている。佐藤は「10年ぐらい連絡を取っていなかった人からすごい熱量のメールが来るんです。毎日3~4通。こんなことは初めて。『爆弾』チームはもちろんですが、日本映画が今年元気でうれしいです」としみじみ語る。

 本作は、昨日観客動員数が100万人突破した。佐藤は「本当にありがたいですよね」と笑顔を見せると「この映画は可能性がある。まだ途上だと思っている。これからもっと広がっていくと思える映画。終わったあと何かを話したくなる作品だと思います。1人で観ていただくのももちろんですが、個人的には大切な人と観て欲しいです」と語っていた。

 また佐藤は「僕らは愛知県出身なんです」と切り出すと「その中で、僕が、中日ドラゴンズの帽子をかぶるのを許可してくれたのは、本当にありがたかった。爆弾というものを取り扱った作品。なんせ『爆弾』なんで。狂気の役である僕が被るので、許可出るかなと思ったんです。その中でドラゴンズが許可を出してくれたことで被ることができたんです」と感謝を述べていた。

 劇場には、何度も映画を観てくれた人が多数来場していた。佐藤は「YouTubeでもいろいろな考察が何本もありますし、多くの人が作品を育てようとしているのが伝わります」と観客へも感謝を述べると、「永井監督は毎日晩酌しながらエゴサしているんだそうです。伊藤沙莉も毎日エゴサしているって。もちろん僕もです」と反響の大きさを実感しているようだった。

 本作は、呉勝浩の小説を、映画『帝一の國』や『キャラクター』などの永井聡監督が実写映画化。霊感を持つと称して都内に仕掛けられた爆弾の爆発を予告する男と、仕掛けられた爆弾の場所を聞き出そうとする刑事たちの攻防を描く。

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