安保瑠輝也、ONEデビュー戦は完敗 前日計量失敗で“引退試合”示唆も…元K-1王者にフルボッコ
第11試合は、ONE初参戦の安保瑠輝也(30=MFL team CLUB es)元GLORY世界ライト級王者マラット・グレゴリアン(34=アルメニア)に判定0-3のフルマークで敗戦した。

0-3の判定で敗戦
格闘技イベント「ONE 173: Superbon vs. Noiri」(16日、東京・有明アリーナ)第11試合、フェザー級キックボクシング
第11試合は、ONE初参戦の安保瑠輝也(30=MFL team CLUB es)元GLORY世界ライト級王者マラット・グレゴリアン(34=アルメニア)に判定0-3のフルマークで敗戦した。
戦前から相手を煽りながら、前日計量でまさかの失敗。安保はキャッチウェイトでの試合を前に、吹っ切れたような表情で笑顔を見せながら入場した。
1Rは序盤から右フック、右ボディーを効果的に当てていき、持ち前のボクシングスキルを見せつけると、ミドル、ハイキックなど多彩な蹴りも繰り出した。しかし、2Rからグレゴリアンが圧を強めていくと、ボディーブロー、ローキックと次々に被弾。安保も粘りを見せたが最後は防戦一方となった。KO敗戦こそまぬがれたものの、判定負けを喫した。
元K-1スーパーライト級王者の安保はこの試合を「キックボクシングの集大成」と位置づけ、強い覚悟を持ってONEに参戦した。2023年9月の「RIZIN.44」宇佐美正パトリック戦以来となるキックボクシング戦だったが、元K-1スーパーウェルター級王者でもある世界的強豪の壁は高かった。
フェザー級キックボクシングルールで行われる予定だった試合は、安保が前日の本計量とハイドレーションテスト(尿比重テスト)にいずれも失敗。その後、ハイドレーションの規定値をクリアしたが、「明日は俺の引退試合楽しんでください」とXでに自虐的に投稿し、ファイトマネーの30%をグレゴリアンに支払うキャッチウェイト戦に臨んでいた。
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