なにわ男子の高橋恭平が16日、都内で行われた映画『ロマンティック・キラー』（12月12日公開、英勉監督）ロマンティック襲来イベントin渋谷に登壇。主演の上白石萌歌、FANTASTICSの中島颯太、お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介とトークを繰り広げ、共演エピソードを語った。

　本作は、絶対に恋愛したくないJK（女子高生）に、人間の恋愛エネルギーを糧にする魔法使いが次々と恋愛トラップを仕掛け、恋に落ちること間違いなしの胸キュン展開を、ヒロインがぶっ飛ばし続ける―という前代未聞の“恋愛（ロマンティック）ぶっ飛ばしコメディー“となっている。

　上白石演じる星野杏子と急接近することになる3人の同級生の1人・香月司を演じた高橋は、上白石＆中島との共演をについて「この3人が同い年なので、すごくやりやすかったです」とコメントし、「萌歌ちゃんに関しては生年月日すら同じ。2000年2月28日、同じってなかなかいない。はじめましてから盛り上がりました」と意気投合したことを明かした。

　上白石も「調べたら生まれた時間も、ちょっとしか変わりませんでした。だから運勢が一緒」と笑顔。伊藤が「同じ運命をたどるんだ。高橋君も上白石一族みたいなもんですね」と振ると、高橋は「もはやそうかもしれませんね」と笑った。

　イベントには、83人のロマンティック男子集団が登場し、ロマンティックバトルが勃発。「渋谷をロマンティックに染める、ロマンティックな一言」というお題で高橋と中島、巻き込まれた伊藤がロマンティックなせりふを披露することになった。

　中島が「渋谷に中島がいるんじゃなくて、中島がいるから渋谷なんだね」とクールに言い放ったのに対し、高橋は「渋谷のスクランブル交差点やってんけど、12月12日（作品の公開日）からロマンティック交差点に変わるらしいで」と魅惑の関西弁で披露。ロマンティック男子集団から大歓声が飛んだ。

　上白石も参加した審査の結果、この勝負は中島に軍配。悔しそうな表情を見せた高橋は、「頑張ったけど（上白石には）刺さらなかった。もう1回、このイベントどこかでやってほしいです」とリベンジをアピールした。

　百世渡氏による原作マンガは、2018年に「LINEマンガ インディーズ」で公開され、「第1回LINEマンガ大賞」で銀賞を受賞。掲載媒体を「ジャンプ＋」に移すと、「第2回ジャンプ縦スクロール漫画賞」にて大賞を受賞し、2022年にはNetflixにて全世界配信でアニメ化もするなど人気を博した。