【ONE】“難敵”カナダ戦士と再起戦の武尊 CEOとセキュリティーが制止のバチバチフェイスオフ 約16秒間にらみ合いで覚悟

アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」が開催する「ONE 173」(16日、東京・有明アリーナ)の前日公開計量が15日、同会場で行われた。元K-1・3階級王者の武尊(34=team VASILEUS)と対戦相手のデニス・ピューリック(40=カナダ)は共に134.2ポンド(約60.8キロ)でクリア。2024年9月以来の勝利を目指す武尊はバチバチのフェイスオフで覚悟を示した。

前日公開計量に登場した武尊【写真:ENCOUNT編集部】
前日公開計量に登場した武尊【写真:ENCOUNT編集部】

24年9月以来の白星を目指す

 アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」が開催する「ONE 173」(16日、東京・有明アリーナ)の前日公開計量が15日、同会場で行われた。元K-1・3階級王者の武尊(34=team VASILEUS)と対戦相手のデニス・ピューリック(40=カナダ)は共に134.2ポンド(約60.8キロ)でクリア。2024年9月以来の勝利を目指す武尊はバチバチのフェイスオフで覚悟を示した。

 落ち着いた表情で計量台に乗った武尊は、計量をパスすると両手でポーズを取った。身体は一段と仕上がっており、試合への覚悟を感じさせた。ピューリックもクリアすると、両者は向かい合いフェイスオフ。黒のキャップを被ったピューリックが武尊ににじり寄っていくと両者は額を付けわせてにらみ合い、チャトリ・シットヨートンCEOと屈強なセキュリティーが制止する場面もあった。約16秒間、互いに最後までまばたきすることなく火花を散らせた。

 ピューリックはキャリア53戦(39勝13敗)を誇る歴戦のファイター。アグレッシブなファイトスタイルを武器に、2024年6月の「ONE 167」では、ロッタン・ジットムアンノンを相手に判定にまでもつれる激戦を演じた。

 武尊は、今年3月の日本大会でロッタンに1R・KOで敗戦。24年9月のタン・ジン戦以来の白星をかけて、難敵との再起戦に臨む。

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