福士蒼汰&福原遥ら『楓』豪華キャストが“楓色”カーペットイベントで神対応 大歓声が沸き上がる

スピッツの名曲『楓(かえで)』を原案にした映画『楓』(12月19日公開、行定勲監督)のジャパンプレミアが13日、都内のユナイテッドシネマお台場で開催され、ダブル主演を務めた福士蒼汰、福原遥をはじめ、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)、豪華キャスト陣と行定監督が集結した。

『楓』ジャパンプレミアに出席した宮近海斗、石井杏奈、福原遥、福士蒼汰、宮沢氷魚、行定勲監督(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
『楓』ジャパンプレミアに出席した宮近海斗、石井杏奈、福原遥、福士蒼汰、宮沢氷魚、行定勲監督(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

映画『楓』ジャパンプレミア

 スピッツの名曲『楓(かえで)』を原案にした映画『楓』(12月19日公開、行定勲監督)のジャパンプレミアが13日、都内のユナイテッドシネマお台場で開催され、ダブル主演を務めた福士蒼汰、福原遥をはじめ、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗(Travis Japan)、豪華キャスト陣と行定監督が集結した。

『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)、『劇場』(20年)の行定監督が手掛けた本作は、事故で双子の弟・恵を失った涼(福士)が、残された恵の恋人・亜子(福原)の前で弟のフリをしてしまうところから始まる、切ない運命を描いたラブストーリー。自分を恵だと思い込む亜子の前で恋人として過ごす涼と、涼に秘密を抱えている亜子。真実を言えないまま惹かれあってしまう2人の運命が交差するとき、驚き涙するこの冬一番の感動作となっている。

 第1部のカーペットイベントでは、会場に敷き詰められた鮮やかな“楓色”のカーペット上で報道陣のフォトセッションに応じ、本作を心待ちにしていたファンの間近で手を振る神対応。会場は1階から2階が吹抜け構造になっており、2階で見守る多くのオーディエンスにも笑顔で手を振り、大歓声が沸き上がった。

 福士は本作のオファーについて、「非常にびっくりしました。この歌がリリースされた時、僕は5歳だったのですが、当たり前のように知っていましたし、なんならカラオケでもよく歌っていた。この歌で僕がその世界に入ってお芝居ができて、その世界の住民になれるのがすごく感慨深かったです。どんな作品になるのかワクワクしました」とコメント。

 福原も「私もスピッツさんは小さい頃から、たくさんの曲を聞かせていただいて、大好きなアーティストさんです。『楓』がリリースされたのが、私が生まれた年」と明かし、「なので、運命を勝手に感じてしまい、私が出させていただけるのであれば出てみたいという思いでした。スピッツさんはたくさんの方に愛されているので、緊張、不安もあったのですが、それより『やりたい』という気持ちが大きかったのでオファーはうれしかったです」と思いを伝えた。

 福士が恋愛映画に出演するのは9年ぶり。「僕が30代になって人間の心の内側を表現できる作品だと思いました。人間誰しも、生きていると喪失だったり壁、そういうものって何かあるじゃないですか。この作品を読んでいくうちに、それが修復されるというか、助けてくれる物語だと思って、こういう恋愛映画をやりたいと思いました」と出演を決めた理由を語った。

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