二宮和也、岡田准一のオファーに「勘弁してくれと」 現場で“ほぼ裸”の伊藤英明に驚き「ものすごいなと」

俳優の岡田准一が13日、東京・浅草で開催されたNetflixシリーズ『イクサガミ』のイベント「戦神祭」に共演の二宮和也、伊藤英明らと共に出席。撮影秘話や本作に込めた熱い思いを語った。

イベントに登壇した二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した二宮和也【写真:ENCOUNT編集部】

Netflixシリーズ『イクサガミ』のイベント「戦神祭」

 俳優の岡田准一が13日、東京・浅草で開催されたNetflixシリーズ『イクサガミ』のイベント「戦神祭」に共演の二宮和也、伊藤英明らと共に出席。撮影秘話や本作に込めた熱い思いを語った。

 この日からNetflixで配信している『イクサガミ』は、第166回直木賞受賞作家・今村翔吾氏の同名小説を実写映像化。自らプロデューサー、アクションプランナーを務める岡田が、「人斬り刻舟」の異名を持つ主人公・嵯峨愁二郎を演じている。

 世界屈指の観光名所であり、歴史と文化を誇る東京の浅草寺に特設ステージで行われたイベントに、主演の岡田ら豪華キャスト陣が勢ぞろい。登場するなり観客から声援が沸き起こった。

 全員がステージに登壇してからトークショー。プロデューサー、アクションプランナーも務めた主演の岡田は「出てない時も現場に行くし、アクションシーンも行きました。台本の時からこういうのをやりたいと言いましたし、ストーリーもそうですが、監督と話しながら作っていって、全部一つ一つを積み重ねいく作業でした」と振り返り、「プロデューサーは初めてなのでチャレンジしたいと思ってもどうなるかと思いましたが、後輩とかも応援で出ますと言ってくれましたし、皆さん快く引き受けてくださり、世界の人に届くものを作ろうとみんなでできたのはこれ以上ない幸せでした。これが最後でもいいと思うつもりで本当に取り組みました」と覚悟を持って臨んだことを明かした。

 本作を新たな時代劇にしたかったという岡田。「時代劇をアップデートするには、時代劇をリスペクトして、どう自分たちがアップデートできるかということをスタッフ一人一人が考えました。最後は川で撮影したんですが、『三途の川がいいよね』という話になり、あえてその場所を探すのも大変でしたけど、そういうことをできるだけかなえていきながらやっていた現場でしたね」とやり切った様子だった。

 高みから人々を見下ろし、人間たちの混沌を楽しむキャラクター・槐を演じた二宮は、「とにかく僕は勘弁してくれと言ったんですが、プロデューサー(岡田)がどうしても出てほしいという一言があって」と苦笑しつつ、「現場に入ったらこんなにもすごい方たちばかりで、この人たちが一斉に僕の方を見て僕の話を聞いていると思うと、とんでもない世界だなと思いました」と現場に入ったら圧倒されるシーンばかりだったという。

 続けて「これだけの人が集まるのはチームじゃなければできないし、どこのカットを見ても主役しか映ってないことが驚きでした。なのでここに入れてとても幸せだなと思っています」と満足げだった。

 また、印象に残る撮影のエピソードとして二宮は「伊藤英明さんがほぼ裸で待っていました。待っている最中に英語の勉強をしていて、あの無骨が英語をずっと言っているという……。ものすごいなと思いましたね」と舞台裏を明かすと、伊藤は「その話忘れたいんですけど。役に集中していたということで」と苦笑いを浮かべながら、「世界に羽ばたく作品なので、英語でインタビューに応えられるようにと思いました。裸で英語を練習していたせいもあって風邪をひきましたよ」と笑いを誘っていた。

 この日のイベントには藤崎ゆみあ、清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、吉岡里帆、玉木宏、藤井道人監督も出席した。

※藤崎ゆみあの「崎」の正式表記は「たつさき」

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