56歳・吉田栄作、父親としての心境告白 子どもには音楽「ロックで泣き止んだりする」
俳優の吉田栄作が11日、都内で行われた映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(11月14日公開、スコット・クーパー監督)のスペシャル・ファン・プレミアに登壇。第1子が誕生し、父になってからの心境を語った。

今年9月に第1子が誕生
俳優の吉田栄作が11日、都内で行われた映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(11月14日公開、スコット・クーパー監督)のスペシャル・ファン・プレミアに登壇。第1子が誕生し、父になってからの心境を語った。
同作は、ロックの英雄、そしてアメリカの魂と称され、50年にわたって第1線を走り続けるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ。世界中の人々から「ボス」の愛称でリスペクトされ続けるスプリングスティーンから大きな影響を受けたと公言している吉田は「(スプリングスティーンとの)出会いは高校1年生だったかな。テレビ神奈川を見ていたら、星条旗を背中にテレキャスをぶら下げて拳を突き上げるあの姿で『おお……』って思いましたね」と振り返った。
その後、19歳で俳優デビュー、20歳で歌手デビューを果たしたが、芸能界での成功を捨てて26歳で渡米。MCから「いきなり渡米されましたよね」と振られると、『いきなりじゃないんです。19歳で俳優、20歳で歌手デビュー。22歳の時には、自分の中で1度休んで、勉強し直したり、帳尻合わせじゃないけど、そういうことをしたいなって思い始めていたんです」と明かした。初めて生でスプリングスティーンを見たのは、1995年のライブ時だそうで「ブルースがロスに来るってことで、行きました。ギター1本のライブで2時間。痺れましたね」と回顧した。
そして、同作は父と子の物語。これと絡め、今年9月に妻・内山理名との間に第1子が誕生し、56歳にして父になった心境も尋ねられた。MCから祝福されると「オールドルーキーです」とコメントし、「この年になってからの子どもですから。とにかく自由に。なんでもやってほしいです。スポーツでも音楽でもなんでも。好きなことを追求してくれたらなって思う。ああせえ、こうせいとは言わず。自由に。そういう時代じゃないですか」と胸中を打ち明けた。続けて「子どものために音楽を聴かせることもあるのか」と問われると、「してます!」と答え、「クラシック、ジャズとか聴かせているけど、ロックで泣き止んだりする」と口にしていた。
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