キンプリ高橋海人、芳根京子と演じた“入れ替わり”共闘関係に思い「抱えていた感情は一緒」
俳優の芳根京子とKing & Princeの高橋海人が10日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開、坂下雄一郎監督)の大ヒット祈願!公開直前トークイベントに登壇。お互いの印象や撮影エピソードを披露した。

君嶋彼方氏による小説『君の顔では泣けない』を実写映画化
俳優の芳根京子とKing & Princeの高橋海人が10日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』(11月14日公開、坂下雄一郎監督)の大ヒット祈願!公開直前トークイベントに登壇。お互いの印象や撮影エピソードを披露した。
原作は、2021年9月に発売された君嶋彼方氏による同名小説。「ある日突然、誰かの体と入れ替わってしまう」という、数々の作品を世に送り出してきた入れ替わりものだが、同作は「15年入れ替わったまま」という独自設定を加え、新たな物語を作り出した。入れ替わってしまう2人、坂平陸と水村まなみを今回が初共演となる芳根と高橋が演じている。
プロモーション期間を振り返った芳根は、「取材でたくさんの場所にお邪魔させてもらった中で、高橋君がいる日はすごく安心なんです。1人だと『頑張んなきゃ!』と思うのが、2人だと『ちょっと力を抜いていこうか』となれる」とコメント。高橋が「自分がそういうバイブスが出ているんでしょうね。のんびり感が」が笑うと、芳根は「それがありがたくて。撮影の時もそうだったのですが、この1か月たくさん助けてもらいました」と感謝した。
高橋も「僕の方こそ芳根ちゃんがいると元気になれる。お互いをほめ合って、前の日はワクワクします」と思いを伝え、芳根は「やったー! 遊園地みたいな存在」と笑顔を見せた。
15年もの間、心と体が入れ替わるという難役に挑んだ2人。芳根は陸とまなみの共闘関係を演じたことについて、「前提として陸もまなみも全力で生きているということがベースにある。陸の場合、さらに不器用でまっすぐでがむしゃら、まなみに対になるといいなという気持ちがあった。だからぶつかってしまうし、お互いが全力で生きているから衝突が起きる」と説明。「全力で生きるというのは、もしかしたら高橋くんも芳根自身も日々、そうやって生きているのかなと思いました。同じ苦しいを分かち合えている気がして、生き方が似ているのかもと思う瞬間が何度かありました」と語った。
年始に別作品の撮影でスタジオを訪れた際、高橋と再会したことを明かすと、「その時も別の作品で戦っていたみたいで、私を見て『あぁ、もう1人の俺……』と言って近づいてきたんです。私は『あ、もう違う人生だよ。頑張ってね』と言ったんですけど、それくらい戦った作品になりました」と言及。高橋も「共闘という言葉がふさわしい。抱えていた感情は一緒だった感じます」と共感した。
イベントは、劇中の陸とまなみが必ず待ち合わせる場所であり、お互いの救いの場でもあった喫茶店・異邦人をイメージしたセットで実施された。
※高橋海人の「高」は、「はしごだか」が正式表記。
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