中村橋之助&能條愛未が婚約発表 夫婦役共演がきっかけ…プロポーズはひざまずいて「結婚してください」
歌舞伎俳優の中村橋之助が10日、都内で行われた婚約会見に、お相手である俳優の能條愛未と共に出席し、馴れ初めを明かした。

橋之助は父・中村芝翫、母・三田寛子の長男
歌舞伎俳優の中村橋之助が10日、都内で行われた婚約会見に、お相手である俳優の能條愛未と共に出席し、馴れ初めを明かした。
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橋之助は父・中村芝翫、母・三田寛子の長男であり、“歌舞伎界のプリンス”として注目を集める存在。一方の能條は、アイドルグループ・乃木坂46の1期生として活動し、2018年にグループを卒業後は、舞台を中心に俳優として活躍していた。
橋之助と能條は和装で登場すると、報道陣に深々と頭を下げる。橋之助は「婚約する運びと相成りました。ここにご報告させていただきます。この後は、役者としても、また一人の男としても、お客様を大事に、家族を大事に、仲間を大事に、そして愛未を大事に、素敵な家庭を築いてまいりたいと思っております」とあいさつ。
能條も「こうした大勢の皆様の前での記者会見は、私自身初めてのことになりますので、大変緊張しておりますが、これまで私を応援してくださったファンの皆様への感謝を思い、そして私を育てて支えてくださった関係者の皆様、お1人お1人への感謝を胸に、成駒屋に嫁ぎ、橋之助さんをしっかり支えられるよう、サポートできるように精進してまいりたいと思っております」と意気込みを語っていた。
馴れ初めについて能條は「ミュージカル『ポーの一族』で、夫婦役で共演したことがきっかけです」と語ると、「私は極度の人見知りで、最初はほとんど会話もなかったんです。特に歌舞伎役者さんはお堅いイメージだったのですが、日数を重ねていくうちに、少しずつお話する機会が増え、とても気さくで優しい方という印象が変わっていきました。より深く橋之助さんのことを知っていきたいと思っていたんです」と振り返る。
橋之助は「僕はミュージカルが初めてで、右も左も分からない状況のなか、いろいろと支えてくれました。そのなかで公演が終わったあと、次の公演の前に、思いを伝えたいと思ったんです」と『ポーの一族』公演中から思いがあったが、けじめをつけて公演が終わったあと、「好きなのでお付き合いしたい」とストレートに伝えたことを述べていた。
プロポーズは7月のハワイ。能條は「旅行で行ったのですが、素敵なレストランでご飯を食べている時、途中でソワソワし出して……。その後、デザートが出るタイミングで、お手洗いに行ったあと、戻ってきて『話したいことがある』と言って、ひざまずいて指輪を出してくれたんです」と語る。
橋之助は「ひざまずいて『結婚してください』と言いました。考え抜いて考え抜いたプロポーズです」と照れ笑いを浮かべると「これから愛未にたくさんいい思いをさせられる男でいますから、結婚してください」とシンプルな言葉で伝えたという。周囲には人がたくさんいたというが「何も見えていなかった」とかなり緊張したとしみじみ。
その言葉に能條は「もちろんです」と答えたというと、「この日のためにどんなことを言うのか、指輪を選ぶのも一生懸命選んでくれたと思うと、それだけで感動しました。涙が止まらなかったです」とプロポーズされた当時のことを明かしていた。
挙式披露宴は来年初夏を予定しているという。
この日の会見には、父・中村芝翫、母・三田寛子の出席はなかったが、以下連名でコメントを寄せた。
このたび、長男 中村橋之助が能條愛未さんと結婚することとなり、 家族一同、心より喜んでおります。
これまでも多くの皆さまに温かく見守っていただき、心より感謝申し上げます。
二人はこれから、新たな家庭を築くとともに、芸の道にも一層の精進を重ねてまいります。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
令和七年十一月吉日
中村芝翫 三田寛子
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