市原隼人、主演映画で舞台あいさつ58回「何をやっても物足りない」 異例の80回まで「約3分の2が終わった」
俳優の市原隼人が8日、都内で行われた映画『おいしい給食 炎の修学旅行』大ヒット記念舞台あいさつに、武田玲奈、栄信、小堺一機、忍川中学校の生徒たちと登壇した。

映画『おいしい給食 炎の修学旅行』大ヒット記念舞台あいさつ
俳優の市原隼人が8日、都内で行われた映画『おいしい給食 炎の修学旅行』大ヒット記念舞台あいさつに、武田玲奈、栄信、小堺一機、忍川中学校の生徒たちと登壇した。
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本作は、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒が、どちらが給食をおいしく食べるか……という闘いを描いた学園グルメコメディ。これまでドラマ3シリーズ、劇場版3作が公開されている。
2019年にドラマがスタートしてから、足掛け6年というロングランシリーズ。市原演じる甘利田の給食にかける熱い思いが昇華するコミカルなシーンは、大きな話題を呼んでいる。本作はシリーズ初のトップ10入りで、第1弾の映画から1080%という大幅アップを記録している。
同映画は舞台あいさつを80回行うことで話題になっている。市原は「6年前からすると夢を見させてもらっているような気分でした」と語ると「それも好いてくださる皆さんのおかげ。その感謝をしたいと思って全国を回っています。これまで57回舞台あいさつを行って、今回が58回目。約3分の2が終わりましたが、何をやっても物足りない。各地の方から、温かいお声、笑顔、涙を流していただいた姿を見て、エンタメの根源や役者の醍醐味を感じています。皆さんからかけがえのないものをたくさん学ばせていただきました。これ以上ない感謝をお伝えしたいんです」と熱い思いを吐露していた。
劇場には10回以上鑑賞しているファンもいる。市原は感無量な表情を見せると、客席に向かって深々と頭を下げ「本当にありたいです」と再度感謝。ファンから「こんな給食があったらというものは?」と聞かれた市原は「給食じゃないけれど、じゃんけんをしたいんです。学校って楽しいんだよって。みんなでじゃんけんをして取り合うような食べ物がいいですね」と語っていた。
最後に市原は「幼いころ映画を囲んで家族で過ごす一家団らんが大好きでした。家族で過ごす時間、いまでも戻りたいと思える時間です。そんなことを思いながら制作しました。お子様が見ても、キャリアを積まれた方が見ても楽しめる作品。そんな思いで6年間ひたむきに投げかけてきました。王道でありながら唯一無二な骨太なエンタメを目指してきました。これからも末永く心の端でもいいので可愛がってくれたら幸いです」と訴えかけていた。
またこの日は、忍川中学校の生徒たちも登壇。一人一人しっかりしたあいさつを拍手一杯で見届けた市原は「主役は子どもたち。僕も13~14歳からお芝居していて、現場が大好きだった。芝居が好きになるような環境づくりを心掛けていました。皆さんの笑顔が僕の幸せでいた」と目じりを下げていた。
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