『仮面ライダーゼッツ』の撮影で頭蓋骨骨折 30歳スーツアクターが高さ2mから落下…東映「深くお詫び」

東映は6日、企業公式サイトを更新し、同社が制作を手掛けるテレビ朝日系特撮番組『仮面ライダーゼッツ』(日曜午前9時)の撮影中にスーツアクター・鍜治洸太朗(かじ・こうたろう=30)が、頭がい骨骨折などを重傷を負ったことを発表した。演技リハーサル中に高さ2メートルから落下したとしている。

企業公式サイトで発表した(写真はイメージ)【写真:写真AC】
企業公式サイトで発表した(写真はイメージ)【写真:写真AC】

戦隊作品に多く出演

 東映は6日、企業公式サイトを更新し、同社が制作を手掛けるテレビ朝日系特撮番組『仮面ライダーゼッツ』(日曜午前9時)の撮影中にスーツアクター・鍜治洸太朗(かじ・こうたろう=30)が、頭がい骨骨折などを重傷を負ったことを発表した。演技リハーサル中に高さ2メートルから落下したとしている。

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 事故が起きたのは6日午前8時頃。東映はその状況を同サイトにアップした文書で説明した。

「当社が製作しております特撮番組『仮面ライダーゼッツ』のアクションシーンの撮影において、出演するスーツアクター鍜治洸太朗さんが、吊られた状態から壁を蹴る等の演技リハーサルを行う中、高さ2メートルから落下し、負傷いたしました」

 その上で「医療機関にて検査の結果、頭蓋骨骨折等と診断され、現在入院加療を行っております。(2週間程度の入院見込み)」と報告。「当該撮影は直ちに中断し、当社は担当スタッフおよび関係会社とともに、事故発生時の状況把握とさらなる原因究明を進めております」と伝え、「併せて、安全管理体制および撮影手順全般の再点検を実施し、再発防止に向けた対策を講じてまいります」と誓っている。

 そして、「負傷された鍜治洸太朗さんにお見舞い申し上げると共に、関係者の皆様並びに視聴者の皆様にご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を並べている。

 鍜治は長崎県出身で、俳優の故・千葉真一さんが設立したジャパンアクションエンタープライズ(旧ジャパンアクションクラブ)の45期生。170センチ、70キロで、『仮面ライダー』シリーズをはじめ、数多くの戦隊ドラマや映画にアクションクルーとして出演している。

次のページへ (2/2) 【写真】『仮面ライダーゼッツ』の撮影で頭蓋骨骨折をしたスーツアクター
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