声優の伊達さゆりが6日、都内で『伊達さゆり 2nd写真集 シルエット』（KADOKAWA）の発売記念イベントを開催。イベント前、合同取材会に出席し、本作の見どころを語った。

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　宮城・仙台市出身の伊達は、2020年、『ラブライブ！スーパースター!!』一般公募オーディションに合格し、21年に同作の澁谷かのん役として声優デビュー。同作のスクールアイドルグループ・Liella!（リエラ）のメンバーとしても活動し、ドラマや舞台、情報番組への出演、ナレーションなど幅広く活動している。

　今作の撮影は、香港、マカオで行われ、初めて訪れる異国の地であふれ出たさまざまな感情が、表情・たたずまいなどから伝わるエモーショナルなシーンが多く収録され、表現者としての成長や挑戦を感じさせる一冊となっている。

　ファン待望の2nd写真集がリリースされ、伊達は「なんだか『待望』と言っていただけてうれしい気持ちでいっぱいです。3年ぶりに新たに、セカンドというのが私の中ではうれしいので、たくさんの方に読んでいただきたいです」とコメント。自己採点を聞くと「3年ぶり、あとは2ndというのも合わせて、3200点でお願いします」と笑顔を見せた。

　ファンには「みなさんのおかげでこうして、写真集を作らせていただくことができましたし、なんといっても声優デビューをさせていただきました」と感謝。「今の私、過去の自分が一冊になっています。かわいいカットだったり、大人っぽいカットだけではなく、素の自分、私はふざけることが大好きなので、そういったカットも使われているので『ふふふ』となっていただけるのではないかと思います」とアピールした。

　周りの反応を聞くと、「ファーストが3年前で3年ぶりに写真集ということだったので、『すごい』『ありがたいね』と言ってくれて、普段活動しているLiella!のメンバーも声をかけてくれたり、メッセージを送ってくれました。メンバーにも読んでほしいと思っています」と回答。「叔父であるサンドウィッチマン・伊達みきおさんには見せましたか？」との質問には、「実はまだ渡せていません。まだ話もしていません。叔父が忙しく、なかなか会うことができないので、手渡しで渡せたら」と明かした。

　12月でデビュー5周年を迎える。これまでの活動を振り返り、「もう5周年、まだ5周年、どっちなんだろうと実感が沸いていないのですが、この5年がすごく濃かったので、楽しいこともそうですし、自分の中で考えた5年でした」と感慨深げに語り、「だからこそ、応援してくださるみなさんの声や姿に助けられた5年だったと思い、それがきっかけで新たに挑戦しようと思って踏み出せたこともたくさんありました」と説明。「今後ソロアーティストデビューをさせていただくのですが、そのことも『どうしようかな？』と一歩踏み出せずにいた。みなさんの声、スタッフのみなさんが支えてくださった5年でした」と思いを伝えた。

　葛藤もした中で「自分が好きだと思っていたことは、本当に好きなんだと気づくことができた」と告白。「『声が好きです』と言ってくださる方の声が本当にうれしいので、しゃべったり、歌ったり、何かに命を吹き込む、声を使うお仕事が楽しいです」と感謝の思いを述べた。