高橋英樹、バラエティー進出のきっかけは娘・真麻の一言 時代劇ばかりで「友だちは誰も知らない」

俳優の高橋英樹が6日、都内で行われた「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」授賞式に登場。娘・真麻の一言でバラエティーに進出したことを明かした。

イベントに出席した高橋英樹【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した高橋英樹【写真:ENCOUNT編集部】

「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」授賞式

 俳優の高橋英樹が6日、都内で行われた「NEW YOUNG OF THE YEAR 2025」授賞式に登場。娘・真麻の一言でバラエティーに進出したことを明かした。

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「NEW YOUNG OF THE YEAR」は、年齢にとらわれず好奇心や挑戦心を持って人生を楽しむ姿勢を“新しい若さ”と定義し、それを体現する人々を称える今年からスタートした新しいアワード。記念すべき第1回は、over60部門に高橋、大地真央(この日は欠席)、柳沢慎吾、over40部門に皆藤愛子が選ばれた。

 over60部門を柳沢、大地とともに受賞し、同イベントの企画・運営を担当した総合プロデューサーのおちまさとから盾を手渡された高橋。「こんな素敵な賞をいただけるとは思っていなかったので、非常にうれしい気持ちでいっぱいでございます」と受賞を喜び、「一生懸命頑張ってきてよかったなと思っています。こんなご褒美をいただくということは、健康でいたおかげかなと。ぜひ皆さんも健康に気をつけていただければと思います」と報道陣にアドバイスを送る余裕も見せていた。

 高橋といえば、日活ニューフェイス第5期生となって映画『高原児』でデビュー。ドラマ『三匹が斬る!』や『桃太郎侍』などで時代劇スターの地位を確立したが、今や俳優業のみならず、バラエティー番組にも多く出演している。

 バラエティー番組に出始めたのは、娘・真麻の一言からだったという高橋。「娘が子どもの頃に『パパ芸能人だよね。私の友だちは誰も知らないよ』と言われました。その頃は時代劇をずっとやっていて、『バラエティーに出てない人は芸能人じゃない』と言われたんです。確かにそうだなと。テレビにはたくさん出させていただきましたが、時代劇を見る層は全国で20%。残りの80%は“高橋英樹”の存在を知らないと思いました」と振り返り、「オファーがポチポチと出てきた時にテレビの人は我々を欲しがっていることに気づき、それは参加しないわけにはいかないだろうと思いました」と以降は積極的にバラエティー番組に出演しているという。

 トークショーでは若さの秘けつも問われ、「健康を保つためのことはほとんど全部やってます。しゃべることもお風呂に入ってから言うとか、常に動かすことはやってますね。下の上唇をぐるぐる動かしたり。そういうのをお風呂に入りながらずっとやってますよ」と常日頃から健康に気を遣っているといい、「健康のために1週間に1回はインナーマッスルを鍛えています。トレーナーに来てもらって。1時間15分から1時間30分」とジムにも定期的に通っていることを明かした。

 また、モーニングルーティンとナイトルーティンにも触れ、「朝は野菜サラダを山盛り食べます。人が見たらこんなに食べるの? というぐらい食べますね。これはずっと変わらずやっています。よく食べる方なので。寝るのは6時間半ぐらいかな。夜はお風呂に入って軽いバランス体操をしています。脚から衰えると聞くので、脚は鍛えてますね。常に万歩計持ってますよ」と言及した。

 トークショー中に柳沢が若山富三郎さんのネタを披露。若山さんにかわいがってもらったという高橋は「若山富三郎さんを見事に演じていますよ」と柳沢のモノマネに笑いながら、「自分のことを“先生”と言わないと機嫌が悪くなるんです。私はずっと“兄さん”と呼んでいたんですけど、『先生だろ』と仰ってましたね」と若山さんの生前を懐かしそうに振り返った。

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