森田剛主演で安部公房『砂の女』が舞台化 山西竜矢氏が脚本・演出を担当
安部公房の名作小説『砂の女』が俳優の森田剛主演で舞台化されることが5日、発表された。

山西竜矢が脚本・演出、東京・大阪など4都市で上演予定
安部公房の名作小説『砂の女』が俳優の森田剛主演で舞台化されることが5日、発表された。
原作『砂の女』は、安部が1962年に発表した代表作であり、その独特な世界観と人間ドラマは国内外で高く評価されてきた。今回の舞台化では、脚本・演出を舞台・映像・ドラマとジャンルを超えて活躍する山西竜矢氏が手がける。山西氏は長編映画『彼女来来』でJAPAN CUTS 新人部門最高賞「大林賞」を受賞したほか、ドラマ『SHUT UP』でアジアコンテンツアワード最優秀作家賞にノミネートされるなど、その表現力は国内外で高く評価されている。
主演を務めるのは、映画『ヒメアノ~ル』や『前科者』、舞台『ロスメルスホルム』『ヴォイツェック』などで存在感を発揮してきた森田。舞台と映像の両面で確かな実績を持つ森田が、原作の持つ重厚な世界をどう体現するのか注目が集まる。
さらに、連続テレビ小説『ブギウギ』や大河ドラマ『べらぼう』など話題作への出演が続く藤間爽子も出演。日本舞踊家としての顔も持つ藤間が、舞台上でどのような表現を見せるのか期待される。共演には、大石将弘、東野良平、永島敬三、福田転球らが名を連ねる。
公演は2026年3月4日より、東京、仙台、青森、大阪の4都市で上演予定。チケット情報や公演の詳細は、今後順次発表されるという。
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