のん、大切な“布団”の存在「毎日『三度寝くらいするぞ!』という気概で頑張っている」

俳優でアーティスト・のんが31日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに登壇。主演を務めた吉永小百合らと作品にまつわるトークを繰り広げた。

舞台あいさつに登壇したのん【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登壇したのん【写真:ENCOUNT編集部】

吉永小百合主演映画で主人公の青年期を演じる

 俳優でアーティスト・のんが31日、都内で行われた映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』(阪本順治監督)の初日舞台あいさつに登壇。主演を務めた吉永小百合らと作品にまつわるトークを繰り広げた。

 社会派から人間ドラマまで幅広いジャンルを手がける阪本監督の最新作となる今作は、1975年に世界最高峰・エベレストの女性初登頂という偉業を達成した登山家・田部井淳子の壮絶な半生をもとに、圧倒的なスケールで描く感動のヒューマンドラマ。主演の吉永とは、2012年公開の『北のカナリアたち』以来13年ぶり。再びタッグを組む今回は、両者の信頼と情熱が結実し、山を舞台にした壮大な“人生の物語”を描く。

 物語の主人公である多部純子(吉永)の青年期を演じたのんは、「この日を迎えられて、本当にうれしいです。この作品に参加することが決まって、うれしくて家の中で飛び上がってしまうほど興奮しました。撮影を終えて、こうやってみなさんに見ていただけると思うとワクワクします」と笑顔。「吉永さんと多部さんが重なって、おふたりのパワーが膨れ上がっている映画で、見ると人生が豊かになるような映画だと思いました」とアピールした。

「てっぺんの向こうには、誰が、またはどんな大切なものがある?」というお題のトークでは、「お布団」と書いたフリップを披露して、「一生懸命お仕事をしたり、日々生きていく中で、毎日お家に帰ったらお布団に入って『三度寝くらいするぞ!』という気概で頑張っている」と説明。今作では登山シーンの撮影もあったが、「ありがたかったです。お布団が待っていてくれたんだとすごく感謝しました」と布団の存在に救われたことを明かした。

 舞台あいさつには、佐藤浩市、天海祐希、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずき、阪本監督も登壇した。

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