映画『8番出口』興収50億円突破 主演・二宮和也「皆様に育てて頂いた最高の作品になりました」

嵐の二宮和也が主演を務める映画『8番出口』(公開中)の興行収入が29日までに50億円を突破したことが30日、発表された。併せて、映画本編の88秒の特別映像も初解禁された。

映画『8番出口』興行収入50億円を突破【画像:(C)2025 映画『8番出口』製作委員会】
映画『8番出口』興行収入50億円を突破【画像:(C)2025 映画『8番出口』製作委員会】

公開62日間で達成…特別映像も初解禁

 嵐の二宮和也が主演を務める映画『8番出口』(公開中)の興行収入が29日までに50億円を突破したことが30日、発表された。併せて、映画本編の88秒の特別映像も初解禁された。

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 同作は2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたった1人で制作し、累計170万ダウンロード超の世界的大ヒットを記録したゲーム『8番出口』の実写映画。8月29日より公開されている。

 初監督作『百花』(22)で第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した川村元気氏が監督・脚本を務めた本作は、すでにアジア、ヨーロッパなど100以上の国と地域での上映が決定。今年5月には、第78回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ミッドナイト・スクリーニング部門」へ正式招待され、2300人もの観客の前で世界初上映を果たし、“8分間のスタンディングオベーション”という大反響を呼んでいた。

 そしてこの度、29日までの公開から62日間で、観客動員数は357万人、興行収入50億円を突破。日本でのヒットに続くように世界各地でもその人気はとどまらず、22日に公開した韓国では、初日動員数3万1969人を記録。韓国国内で2025年公開の日本実写映画で初日観客動員数第1位(出典:KOREAN FILM COUNCIL)を記録し、その後わずか7日間で21万人を動員する記録的な大ヒットとなっている。

 興行収入50億円突破を受けて、主演の二宮は「この度は皆様のおかげで50億を突破する事がかないました。本当にありがとうございます!」と感謝のコメントを寄せ、「原作ファンの方々も最初はどうなることやらと不安だったと思います。我々もそうでした笑 ですがどうしたら観てくれる方々に楽しんで頂けるか? 我々の伝えたい事が共有できるか? 本当に色んなことを考えて形になり、皆様に育てて頂いた最高の作品になりました。是非これからも愛していただけますと嬉しいです」と喜びを語った。

 また、本作の大ヒットを記念して、映画本編より物語の核心に触れる88秒の特別映像も初解禁。二宮演じる迷う男が、無限に続く地下通路で少年と出会うところからスタートする映像となっている。

次のページへ (2/2) 【動画】初解禁となった映画『8番出口』の貴重な88秒の特別映像
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