森田望智、7kg増量の苦労を告白 格闘家役でトレーニング「寝る前にステーキとか焼いて」

俳優の森田望智が28日、都内で行われた映画『ナイトフラワー』(11月28日公開、内田英治監督)の完成披露試写会に出席し、役作りにまつわる苦労を語った。

イベントに登壇した森田望智【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した森田望智【写真:ENCOUNT編集部】

『ナイトフラワー』に出演

 俳優の森田望智が28日、都内で行われた映画『ナイトフラワー』(11月28日公開、内田英治監督)の完成披露試写会に出席し、役作りにまつわる苦労を語った。

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 今回、孤独を抱える格闘家・多摩恵を演じた森田は、半年に及んだトレーニングで7キロ増量。迫真の格闘シーンを実現した。

 準備期間を振り返って森田は「最初、内田監督に格闘技のレベルについてお話させていただいた時に、明確に何キロ増やしてくださいとか、どこまで上手になってくださいとかおっしゃっていなかった。『うまくやったら、そういう脚本にするし、あまり上手にならなかったら、そういう脚本にしますよ』みたいなことを言われた(笑)。『私次第でお話が変わってしまうのかな?』と自分で自分にプレッシャーをかけた。そういうところからスタートして、トレーニングだったり、格闘技の練習をさせていただいた」と明かした。

 Snow Manの佐久間大介は「すごかったですよね。体格も今とぜんぜん違いますよね!」と言えば、主演の北川景子も「大きさが今とぜんぜん違う」とうなずいた。すると森田は「(体格が大きくなって)首なかったんです」と笑った。

 初めてお会いした時に、私の知っている森田望智さんの大きさではなかった。『どれだけ期間かけて鍛えたんだろう?』とすごくビックリしました。撮影の期間中も、筋力や体力が落ちてしまわないように、すごく努力をしていた。撮影のかたわら、ジムでトレーニングしたり、食事に気を遣われていたのをすごく見てきた。もう……『早く終わらせてあげてくれ~!』という感じでした」と話した。

 それを聞いて森田は「お肉とお米ばっかり食べていて(笑)」と言い、さらに「痩せちゃわないように、寝る前にステーキとか焼いて」と告白。「格闘技の戦う気持ちをつかむまでがすごく時間がかかってしまった。試合で戦っていると、生きている実感みたいなものが湧いてきた。『あぁ、このために多摩恵ちゃんは格闘技をやっているんだな』というのがすごく分かったことが、役をつかむ手がかりになった」と語った。

 同イベントには、SUPER BEAVERの渋谷龍太、田中麗奈、光石研、内田監督も出席した。

 同作は、『ミッドナイトスワン』(20年)の内田英治監督が原案・脚本・監督を手がけた、“真夜中シリーズ”最新作となるヒューマンサスペンス。借金取りに追われながら東京へ逃げてきた母親・永島夏希(北川)が、2人の子どもの夢を叶えるべくドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていく様を描く。

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