&TEAM、初アジアツアー集大成! さいたまSAが揺れた「覚悟」のステージ 28日には韓国デビュー【ライブレポート】
グローバルグループの&TEAMが、25、26日の両日にさいたまスーパーアリーナで、『2025 &TEAM CONCERT TOUR 'AWAKEN THE BLOODLINE' ENCORE in JAPAN』最終公演を開催した。アジア10都市で約16万人を動員したグループ初のアジアツアー。メンバーからは、今月28日に控えた韓国デビューへの覚悟も感じられた。ENCOUNTは25日の公演をレポートする。

10都市で約16万人を動員
グローバルグループの&TEAMが、25、26日の両日にさいたまスーパーアリーナで、『2025 &TEAM CONCERT TOUR ‘AWAKEN THE BLOODLINE’ ENCORE in JAPAN』最終公演を開催した。アジア10都市で約16万人を動員したグループ初のアジアツアー。メンバーからは、今月28日に控えた韓国デビューへの覚悟も感じられた。ENCOUNTは25日の公演をレポートする。(取材・文=近藤加奈子)
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スクリーンに赤い月が映され、その中から&TEAMが登場。初のミリオン認定を達成した『Go in Blind (月狼)』で幕が開けた。同曲の歌詞の通り“赤い月”に照らされた会場は天井まで真っ赤なペンライトの光で染まり、圧巻の景色。LUNE(&TEAMファンの総称)の掛け声もいつも以上に気合に満ちており、&TEAMとの一体感を感じさせた。ダンスブレイクバージョンの『Scent of you』では、見応えのある振り付けにLUNEが歓喜。Kが投げキッスをすると、悲鳴が上がった。
最初のMCではJOが「黒髪にしました」と報告。TAKIは「今日、ここ揺らすぞ!」とあおり、客席を沸かせた。『Road Not Taken』では、炎が上がる中、MAKIの特大ジャンプが決まり、メンバーの結束力と身体力の高さを感じさせた。
さわやかな制服テイストの衣装に着替えて、『声変わり』『青嵐(Aoarashi)』などを披露。先程の真っ赤なステージとは対照的な青を基調とした空間に切り替わり、LUNEは心をときめかせた。『Magic Hour』では、トロッコに乗りファンサービスをさく裂。LUNEの顔を見渡し、うれしそうにしている9人が印象的だった。バックステージに到着すると、『バズ恋 (BUZZ LOVE)』をパフォーマンス。進化したJOの告白シーンに、ハートを射抜かれるLUNEが続出した。また、この日はメンバーが客席に降りてファンとダンスを踊る“チンチャおかしいチャレンジ”を実施。最後はみんなで『チンチャおかしい』を踊り、大いに盛り上がった。
MCでは、JOが『バズ恋 (BUZZ LOVE)』の告白シーンを再現。FUMAに「何て言ったの?」と聞かれ、JOが「好き」だと返すや客席に悲鳴が飛び交った。韓国の音楽番組『SBS人気歌謡』でMCを務めているEJは、「今日(の衣装)MCっぽいですか?」とニッコリ。「MC風に次の曲にいきたいと思います。次の曲は今回のツアーで惜しくも披露できなかった曲です。今日、LUNEの皆さんのために準備してきました。それでは聴いてください。ミュージックスタート♪」(EJ)と曲紹介。メンバーがセンターステージに横一列に並んで『Blind Love』を客席に届けた。
黒の衣装に着替えて登場した9人は、『Deer Hunter』をパフォーマンス。メガネ姿で色気を漂わせたKは「テンション低かったら、『Big好き(suki)』なしにします!“ちょっと好き”を披露します」と持ち前のトーク力で会場を沸かせた。その後にメンバーは、ハットとステッキを使いこなして『Big好き (suki)』をパフォーマンス。『Run Wild』は本公演特別のEDM ver.となり、LUNEもその場でジャンプし、会場は大揺れになった。あまりの盛り上がりに、メンバーが「皆さん、ビックリしましたか?」と問いかける一幕もあった。そして、本編のラストを飾る『FIREWORK』ではこの日、一番の歓声が飛び交い、&TEAMとLUNEは一体に。スクリーンには大輪の花火が咲き、9人は再び月の中に戻っていった。
アンコールでは、グレーのパーカーにピンクのパンツ姿で登場。トロッコに乗りながら、『オオカミ系男子』などを披露した。客席にサイン入りボールを投げると、会場は大歓声だ。『規格外 (ALIEN)』を歌い終えると、メンバーは「帰っちゃうよ? いいの?」と名残惜しそうに問いかけ、「じゃあ、いっちゃう?レッツゴー!」と『Wonderful World』を歌唱。アンコールの声に応え、フィナーレで披露した『Go in Blind (月狼)』では、HARUAが銀テープで目隠し。お茶目な表情を見せる一幕もあった。
韓国デビューは間近。LUNEからの愛を力に、&TEAMの世界挑戦が始まる。

韓国デビューへ決意表明「悔いのないように」
<&TEAMメンバーコメント集>
MAKI「今まで&TEAMがやった中で一番大きい会場ですし、僕たち、ここまで来られたんだなって気持ちになりました。でも、その成長ってLUNEの皆さんのおかげだなと思うんです。僕たちは、もっともっと上を目指していくので、LUNEの皆さんと一緒に歩んでいきたいです。一緒に歩んでくれますか? 一緒にもっと上を目指してくれますか?LUNEの皆さん、愛してます。I love you.」
JO「今日の公演は、今まで&TEAMが積み重ねてきたものを実現できたステージだったと思います。本当に楽しかったです。そして、『2025 &TEAM CONCERT TOUR ‘AWAKEN THE BLOODLINE’』に相応しい舞台だったと思います。今日というステージが、皆さんにとって最高の思い出になったらうれしいです」
YUMA「昔、HARUAとさいたまスーパーアリーナの話をしたことがあって、HARUAが『僕たちもう立ったっけ?』と言ってきました。その時は全然で『僕らはあと2?3年後だよ』なんて、話をしていたんです。けど、それよりも全然早く来られて光栄です。ありがとうございます。世界中でもっと待っていてくれているLUNEの皆さんもいると思うので、必ず会いいきたいと思います」
K「舞台を好きになった場所が、実はさいたまスーパーアリーナなんです。僕がアスリートだった時にその辺りの席(指差ししながら)でブルーノ・マーズを見て、この地で、この場所で、アーティストになろうと決めました。そんな地に帰ってきて、大好きな人の前で、大好きなことができているこの瞬間に感謝しています。韓国デビューが控えていますが、悔いのないように9人全員、LUNEと一緒に大きい偉業を達成できるように…。準備できていますか?(歓声) 今日は楽しかったです。ありがとうございます!」
EJ「たくさんのLUNEの皆さんが送ってくれる応援、愛に恩返しできるようにもっといろんな景色をお見せできるように頑張ります。これからもついてこれますよね?(歓声)」
NICHOLAS「皆さん楽しかったですか? 僕も楽しかったです。ちょっと前までLUNEと会えない時期があったじゃないですか? めっちゃ寂しくてずっと会いたかったんですけど、今日はついにこんな大きいステージでたくさんのLUNEと皆さんと会えて本当に“Back to Life”な感じですね」
HARUA「たくさんのLUNEの皆さんが応援してくれてる。それをこうやって確認できて、自信を持って韓国に行けると思いました。韓国デビュー成功してまたみんなで帰って来るので、これからも変わらず応援と愛をよろしくお願いします」
FUMA「僕ら&TEAMは、世界に羽ばたこうとしています。LUNEの皆さんとまだ見たことのない景色を一緒に見に行きたいと思います。LUNEの皆さん本当にありがとうございます。僕ら行ってきます!愛してます」
※LUNEのEはアキュート・アクセントを付したもの。
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