綾野剛、ステージ上で滝のような汗 共演者が絶賛「汗を操れる役者がこの世にいるんだ」

俳優の北村匠海、綾野剛が25日、主演を務めた映画『愚か者の身分』(永田琴監督)の公開記念舞台あいさつに登壇。作品の舞台となった新宿・歌舞伎町に林裕太、山下美月らキャスト陣が集結した。

イベントに出席した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】

映画『愚か者の身分』公開記念舞台あいさつ

 俳優の北村匠海、綾野剛が25日、主演を務めた映画『愚か者の身分』(永田琴監督)の公開記念舞台あいさつに登壇。作品の舞台となった新宿・歌舞伎町に林裕太、山下美月らキャスト陣が集結した。

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 本作は、闇ビジネスから抜け出す逃走劇であると共に登場人物に焦点をあて、彼らの青春や絆を描きつつ、現代日本の若者像を浮き彫りにした作品。世界で評価され、第30回釜山国際映画祭で最優秀俳優賞(北村、林、綾野剛)を獲得した。

 半グレ集団で戸籍売買を扱う主人公・タクヤを演じた北村は、「昨日から公開されて皆さんに届けることができました。この映画で僕らが見てきた景色というのは、俳優人生の中でも初めての経験もあり、すごく感謝の多い旅だったなという気がしています」とコメント。裏社会の運び屋でタクヤらの兄貴分・梶谷を演じた綾野は、「足元の悪い中、今日この映画を選んでいただけたことを感謝しています」と来場者に思いを伝えた。

 登壇者が作品のイチオシシーンをあげるコーナーでは、主人公の弟分・マモルを演じた林が「剛さんの汗、梶谷の汗です」と発表し、北村は「筋肉量がすごいから、すごい汗なんです」と絶賛。トレーニング帰りで舞台あいさつに出席し、ステージ上でも汗だくになっていた綾野は、ジャケットを脱いで「代謝が上がっちゃって」と苦笑した。

 林が「剛さんは自力で汗をかける。実は汗の質も変えられる。そこまで汗を操れる役者がこの世にいるんだ。改めて梶谷の汗を見返したい」と羨望の眼差しを送ると、綾野は「めっちゃ恥ずかしい」と照れ笑い。「今は単純に増量期間でどうしても汗をかいてしまう。体調が悪いわけではないので安心してください」と滝のように流れる汗を拭いながら笑った。

次のページへ (2/2) 【写真】流れる汗を拭う綾野剛
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