長州力、1日1箱喫煙「禁煙も頑張ってみようかな」 74歳を前に体調の変化を告白「歩くのもしんどい」

元プロレスラーの長州力が24日、都内で行われた膀胱がん市民公開講座「あなたにも知ってほしい膀胱がんのこと」に参加した。

イベントに参加した長州力【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに参加した長州力【写真:ENCOUNT編集部】

膀胱がん治療のエキスパート・北村寛氏が膀胱がんを解説

 元プロレスラーの長州力が24日、都内で行われた膀胱がん市民公開講座「あなたにも知ってほしい膀胱がんのこと」に参加した。

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 本講座では、膀胱がん治療のエキスパートである富山大学学術研究部医学系腎泌尿器科学教授の北村寛氏が膀胱がんそのものや治療について解説した。

 膀胱がんに関心のある一般男性を代表して参加し、膀胱がんについて学んだ長州は、今年で74歳になることを説明し「それなりに体を動かしながら今現在いるんですけど、衰え方がすごく早いんです。筋力の落ち方がすごくて歩くのもしんどい」と体調の変化を告白。「体力が落ちていくと、歳をとるとがんになりやすいのかなと単純に思うんです。今、先生が詳しく説明してくれたのを聞いていてよかったです」と話した。

「膀胱がんは血尿をきっかけで発見されることが多い」という説明から長州は血尿の経験を問われると、現役時代を振り返り「試合が終わるとトイレに行く。普段試合がない時の尿と体を動かした時の尿の色が違う。血尿までとは言いませんが濃い黄色でした」とコメント。「今はトイレがきれいになりすぎて、終わると先に流しちゃうんですよね。だから尿の色が判断できなくなっている」と首をひねった。

 今できることとして禁煙を勧められると、1日1箱ほど喫煙している長州は、「(禁煙は)ちょっとしんどいなと思うんですけど、体調が落ちてきていて、80歳、90歳まで生きていくというのも自分でも判断しにくいし、楽しみのひとつとして『これくらいはいいか』という甘い考えがありますね。お酒をやめることはできると思うんですけど、たばこだけはどうしても」と苦笑。それでも受講したことで、「自分の健康を維持していきながら、禁煙も頑張ってみようかなと思いますね」と禁煙への意欲を見せた。

 体調管理のため月に1度、定期検診に通っているそうで、「家内がリングを下りる1年くらい前から、そういう環境の場所を作ってくれた」と感謝。「毎日、1日3回は温泉に入っています」と笑顔を見せた。

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