長澤まさみ「おーい海人」 舞台あいさつ不在の高橋海人に呼びかけ、永瀬正敏とは“自慢合戦”
俳優の長澤まさみが23日、都内で行われた主演映画『おーい、応為』公開御礼舞台あいさつに、共演の永瀬正敏、大森立嗣監督と共に登壇した。

主演映画『おーい、応為』公開御礼舞台あいさつ
俳優の長澤まさみが23日、都内で行われた主演映画『おーい、応為』公開御礼舞台あいさつに、共演の永瀬正敏、大森立嗣監督と共に登壇した。
本作は、映画『MOTHER マザー』でタッグを組んだ大森監督と長澤が再び挑んだ時代劇。江戸時代、破天荒な絵師・葛飾北斎(永瀬)と、彼の娘であり弟子でもあった葛飾応為(長澤)。「父をも凌ぐ」と言われた画才を持ち、北斎の右腕として、そして数少ない女性の絵師として、人生を描きぬいた応為の人生を描く。
公開から約1週間、長澤の元にも多くの反響が届いているというと「応為という人物に興味を持って、もっと知ってみたいという意見や、親子の物語に感動したという声をいただいています」と紹介する。
親子を描いた物語。永瀬は「大森監督こそが撮るべき映画だと思った」と語ると、「監督のご家庭には天才芸術家がいらっしゃる」と父である舞踏家、演出家で俳優の麿赤兒に触れる。永瀬は「麿さんはマドンナが来日した際に、会いに来るような方」と、大森監督の弟である俳優の大森南朋がSNSにあげた麿とマドンナの写真について述べる。
そんな大物芸術家を父に持つ大森監督だが、その話を聞いていた長澤は「私は共演しているんですよ」と麿との縁に胸を張ると、永瀬も「僕も共演していますから」と自慢合戦に会場が和む。
本作で応為を生きた長澤は「大森監督とは以前『MOTHER マザー』という映画でも家族の関係性を経験しました。家族は小さな世界で、その外に社会という大きな世界がある。今回も北斎と応為という小さな世界だからこそ、学ぶことがたくさんあるんだなと感じました。幸せというのは身の回りにあるものから得られる。私自身も大切な両親と一緒にいられる幸せを感じました」と家族に感謝していた。
大森監督が「こんなに優しい映画を作ったのは初めてかもしれない」というほど、ほのぼのとした空気が流れる作品。そんななか、最後に永瀬と大森監督が、北斎の弟子で応為と友情を育む絵師を演じた作品を共にした高橋海人が、今日の舞台あいさつに参加できなかったことを残念がると、長澤も映画名を言う際「おーい海人」と発言し、高橋の不在を残念がっていた。
※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか
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