ディズニーランド「美女と野獣」で救急搬送、本社が公表 ネット上で“3歳児が搬送”の情報拡散
オリエンタルランドは23日、東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」で、来場客が救急搬送される事案が発生したことを明らかにした。

「お子様を抱っこしてご乗車いただけるアトラクションになっています」
オリエンタルランドは23日、東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」で、来場客が救急搬送される事案が発生したことを明らかにした。
同社によると、事案は10月21日に発生。ENCOUNT編集部の取材に対して「ゲストが救急搬送される事象が発生したことは事実です」とし、「個人情報になりますので、どのような事象が起きたのか、ゲストの症状などの詳細を伝えるのは難しいです」と回答した。
美女と野獣のアトラクションは、腰にベルトを締める形で装着して乗車する。安全上の理由で、動かないように固定して出発。乗車中はベルトを外せない仕組みで、緩んでいると締まる仕様になっているという。同社は「今回の事象は、ベルトの位置がずれたと聞いています。原因については控えさせていただきたいです」と説明した。
公式サイトでは、「利用制限」として「乗り物に1人で座って安定した姿勢を保てない方はご利用になれません」と記載。同社担当者は「お子様を抱っこしてご乗車いただけるアトラクションになっています」と補足した。
安全対策については、通常の対応として、乗車中のアトラクションをモニタリングしながら、異常が発生した場合は、スタッフが緊急停止する体制を整えているという。「今回の事案はキャストにも周知しており、引き続きモニタリングの強化をしていきたいと考えています」とした。
美女と野獣のアトラクションを巡っては、ネット上で、乗車していた3歳児の首にベルトが絞まり救急搬送されたとする訴えがあり、SNSで拡散。議論を呼んでいた。
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【動画】“3歳児が救急搬送”の情報拡散…「美女と野獣」乗車の様子
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