元乙女新党・其原有沙、コメディに憧れは『バカ殿』 “ほぼ初挑戦”で「稽古からドキドキ」
俳優で歌手の其原有沙が22日、都内で行われた劇団シアターザロケッツ 第18回舞台公演『お客様に神様です HOTEL【2】』の囲み取材に出席。ヒロインとしての意気込みを語った。

関根ささらは主人公・信一役の佐藤弘樹を「ミッキーマウスなんです」と熱弁
俳優で歌手の其原有沙が22日、都内で行われた劇団シアターザロケッツ 第18回舞台公演『お客様に神様です HOTEL【2】』の囲み取材に出席。ヒロインとしての意気込みを語った。
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2001年8月24日生まれ、東京都出身の其原は、幼少期より子役として活躍し、14年にアイドルユニット・乙女新党に加入してCDデビュー。NHK Eテレ『すイエんサー』、『ウルトラマンR/B』などに出演し、現在は京王電鉄イメージキャラクター「プラットガール」を務めている。
本公演は、23年に上演されたワンシチュエーションコメディー『お客様に神様です HOTEL』の新章。其原が演じるのは、祝祭と歌と舞踊の女神である天鈿女(アマノウズメ)だ。同劇団の作品初参加となり、「稽古からドキドキしていたのですが、みなさんに支えられながら、とてもおもしろい作品が出来上がっています。帰っている途中、公演を見た次の日も『おもしろかった』と思ってもらえるように頑張ります」と意気込み。
自身の見せ場を聞くと、「1人で舞うシーンがあります。昔アイドルをやっていたとき、舞台を通しても、ソロで踊ることは無かった。天鈿女の葛藤や舞うことの楽しさを表現できたらと思っています」と回答。“ほぼ初挑戦”となるコメディというジャンルについては、「幼少期に『バカ殿(志村けんのバカ殿様)』をずっと見ていて出てみたいと思っていて、小さい頃からコメディは好きだったんだと思いました」と憧れを明かした。
前作から引き続き、ホテル神山のコンシェルジュ・広澤信一役で主演を務める佐藤弘樹は、初日公演を前に「喜びを感じています。今回はホテルに来る人がみんな神さま、僕らが作り上げる空気やキャラクターの雰囲気は変わらず、でも新しい風を吹き込んでいただいた。僕自身も楽しくやらせていただいています」とコメントした。
アイドルグループ・放課後プリンセスの元メンバーで天照大神(アマテラスオオミカミ)役の関根ささらは、「今回の作品も笑って泣けて、グッとくるような深いせりふがある。見てくださる方の人生に大きな影響を与えるのではないかというシーンもあるので、みなさんの心の残るような作品を届けたいです」とアピール。大好きなミッキーマウスをエンターテイメントの神と崇拝し、「信一さんがミッキーマウスなんです。それくらいエンターテイナー。身振り手振り、一挙手一投足がミッキーマウスです。この舞台上での神は真一さんです」と熱弁した。
囲み取材には、正木郁、棚橋幸代、鈴木つかさ、劇団シアターザロケッツ主宰で脚本を担当した荒木太朗氏も参加。本作は、10月26日まで、都内の六行会ホールで上演される。
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